ポールHD、子会社のCRESTがアクアプラスを買収　ゲーム開発事業の拡大とIPの360°展開を目指す　アクアプラスの子会社フィックスレコードも傘下に

ポールトゥウィンホールディングス<3657>は、12月9日、連結子会社のCRESTがアクアプラスの株式を12月28日付で取得し、子会社化することを発表した。なお、取得価額は非開示。

また、この株式取得に伴い、アクアプラスの子会社であるフィックスレコードも子会社になる。

アクアプラスは、1994年に設立された企業で、ゲームソフトの企画・開発・販売、音楽・映像コンテンツの原盤の企画・制作・販売を行っている。同社は「うたわれるもの」を代表として、メディアミックス展開のなされている複数のIPを有しており、開発タイトルに関しては、シナリオ、音楽、イラストといったゲームのメインIP機能を自社で有し、各ゲーム開発会社と連携することで、ノベル、アドベンチャー、RPG、格闘そしてスマートフォンゲームと多様な展開を図っている。

今回、コンテンツプロデュースやIPライセンス運用を得意とするCRESTに豊富なIPを保有するアクアプラスを加えることで、ゲーム開発事業の拡大およびIPの360°展開を目指していくという。

なお、この子会社化によるポールHDの連結業績に与える影響については、軽微な見通しだが、今後において、その影響に重要性があると判断した場合には、速やかに開示するとしている。