【人事】マイネット、岩城 農氏が代表取締役社長に23年1月1日付で就任 「業績の早期安定を最優先に」(岩城氏)

マイネット<3928>は、この日(12月15日)、専務執行役員の岩城 農氏が代表取締役社長に2023年1月1日付で就任する、と発表した。創業者で現代表取締役社長の上原 仁氏は、代表取締役会長に就任する。今後、2名代表制になる。

業績の早期安定化と中長期における企業価値向上を実現するため、社外取締役の期間を含めて8期にわたって経営に携わり、事業構造、歴史、企業文化に精通する岩城氏を代表取締役として追加することにした、としている。

 
■代表取締役社長 岩城 農氏からのコメント
この度新たに代表取締役社長を拝命致しました、岩城です。厳しい業績の中での体制移行となりますが、業績の早期安定を最優先に実現すべく迅速に経営を進めてまいる所存です。

現在、マイネットは本業に再集中し新規領域への投資を厳選するタイミングにあると考えています。

本業であるゲームサービス事業では、今期顕在化した投資失敗リスクを極小化するための投資方針の見直しを直ちに行います。改めて強みである運営力の強化に再集中するとともに、近年順調に成長している受託事業など、より広くゲームマーケットを捉えて周辺領域における市場機会獲得を積極的に進めることで、更なる事業の安定化を目指します。

新規事業投資は選択と集中の推進です。全ての投資対象において戦略的意義と実効性を徹底的に見極め、中期成長に向けた打ち手を研ぎ澄ましてまいります。

迅速に各事業の方針を再整理し、対応を進めてまいります。新体制でのマイネットもどうぞよろしくお願い致します。


■代表取締役会長 上原 仁氏からのコメント
この度は大幅な業績予想の変更を実施するに至りましたことを深くお詫び申し上げます。来期以降の業績の早期安定化を図り、中長期の企業価値向上を実現するために最もふさわしい人物を代表取締役社長とする意思決定を行いました。

岩城は元来、セガグループの戦略人材として重要ポジションを歴任して数々の実績を残し、ゲーム業界における信頼を重ねてきた人物です。また現在スポーツエコシステム推進協議会の理事として国内スポーツDXの市場開発を牽引する役割も担っています。マイネットにおいても社外取締役時代を含めて計8期に亘り取締役として経営に携わり、当社の事業構造はもちろん歴史や企業文化にも精通する人物です。今後のマイネットの企業成長を率いる人物として最も適任であると取締役会満場一致で決定いたしました。

インターネットの力で人々の繋がりを豊かにすることを旨として進んできた当社は2022年7月で16周年を迎えました。創業社長である私は、今後は会長としてこれまで同様に創業から育んできたビジョンを指し示しつつ、岩城を筆頭とする経営チームの一員としてマイネットの企業価値向上に力を注いでまいります。

株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長CEO 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
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