【イベント】「ジャンプフェスタ2023」初出展の『ジャンプチ ヒーローズ』ブースをレポート! 藤川Pよりここだけで聞けたゲームの最新情報も!


12月17・18日の2日間、千葉県・幕張メッセにて、入場無料、事前応募・完全招待制のジャンプのビッグイベント「ジャンプフェスタ2023」が開催された。本稿では、本イベントに初出展となるLINEの『ジャンプチ ヒーローズ』ブース(関連記事)を取材してきたので、そのレポートをお届けする。




本ブースでは、巨大スマートフォンで『ジャンプチ ヒーローズ』(以下、『ジャンプチ』)を遊べるコーナーを展開。お昼過ぎに筆者が訪れた頃には長蛇の列となっており、並ぶのが打ち切られるほどの盛況ぶりとなっていた。


▲普段は遊べないサイズで『ジャンプチ』を遊ぶことができるので非常に新鮮な体験ができる。


▲各日ブースに来場した方に先着で「ジャンプチオリジナルショッパー」をプレゼントしていた。

また、試遊後にはジャンプチオリジナルグッズが当たるガチャガチャのコーナーも。「AirPods Pro ケース」、「ミニ巾着」、「スマホクリーナー」、「ステッカー」、「缶バッジ」の中からランダムで1種が当たる。


▲ガチャガチャは『ジャンプチ ヒーローズ』のパズル画面を模しており、カラフルなカプセルが見えるようになっている。

そのほか、マイシップを模したフォトスポットや間違い探しコーナーは記念写真を求める来場者で溢れていた。




さらに、会場にて『ジャンプチ ヒーローズ』プロデューサーの藤川翔氏と、アシスタントプロデューサーの浜崎友里菜氏にインタビューをする機会をいただけた。「ジャンプフェスタ2023」に初出展した感想や来場者の反応、今後のゲーム最新情報といったお話を伺うことができたので以下にてお伝えしていく。

◆「ジャンプフェスタ」初出展の藤川P&浜崎APにインタビューを実施!



――:『ジャンプチ』としては初出展となる「ジャンプフェスタ」の会場の雰囲気や印象はいかがですか?

浜崎友里菜氏(以下、浜崎):幕張メッセという大きな会場で、しかもオフラインでのイベント開催ということもあり、来場者の盛り上がりや熱気が伝わってきます。また、ゲームだけでなくジャンプに関するあらゆるコンテンツが集まっているので、ブース自体も様々な趣向を凝らしたものが多く、個人的にブース出展としての勉強にもなっています。

藤川翔氏(以下、藤川):当然のことではありますが、「ジャンプ」好きが集まっているという熱量の高さを感じますね。


浜崎:
他にも人気のブースがたくさんあるので、正直時間によっては『ジャンプチ』ブースも寂しくなる時間が出るかなと思ったんですが、実際は絶えず列を作って並んでもらっていて、ブース内でもたくさん写真など撮ってもらったりと楽しんでもらえている様子を伺えて大変嬉しく感じています。

――:実際ブースにはどういった層の方が訪れておられるのでしょうか?

藤川:開催前はコアユーザーの来場を想定していたのですが、実際は『ジャンプチ』をまだ遊んだことがないという方に多く訪れていただけています。


『ジャンプチ』は初めてだけど「ジャンプは大好きです」という方に遊んでいただいた反応としては、大きなモニターで直感的に遊べるということもあって、全体的に喜んでいただけている印象です。

――:「ジャンプの祭典」、「人気キャラが一堂に会する」という意味でも「ジャンプフェスタ」と『ジャンプチ』は相性が良さそうですよね。

藤川:それはありますね。幕張メッセの入り口にもジャンプ作品の集合イラストが飾られていますが、それに負けないラインナップで『ジャンプチ』では間違い探しのイラストを展示しています。これだけオールスターを並べられるのは『ジャンプチ』ならではの強みかなと思います。

浜崎:特にジャンプフェスタではやっぱり今連載中の作品や今後の新作情報についてブースやコンテンツが展開されていると思いますが、『ジャンプチ』では歴代の作品を100作品以上扱っていますので、他のブースでは見られなかったけど『ジャンプチ』ブースではこのキャラを見つけられた!という声も見られて、昔からのジャンプファンの方にも楽しんでいただけるものにできたなと思います。



▲会場入り口の看板(写真上)とブース内にある間違い探しパネル(写真下)。ジャンプの人気作品が集う場としては、『ジャンプチ』のキャラの多さは際立っている!

――:今回の出展内容に関して、こだわったポイントがあれば教えてください。

浜崎:ゲームと同じような体験をしていただけることを目指してブースを企画しました。


ゲーム内では、まずゲームをプレイしてルビーやガチャチケットなどを入手して、ガチャを回してキャラを集め、そして最後にマイシップに行って1日の最後に自分のプレイ結果がマイシップポイントとして蓄積され、成長したマイシップを記録するというようなサイクルになっていますが、ブースでも同様にまずは実際にゲームを遊んでいただいて、ガチャを回していただき、最後にマイシップで記念撮影を行うという内容にしています。

また、マイシップ については『ジャンプチ』でも実際にユーザーさんがマイシップの成長だったり、自分の好きなキャラを乗船させた様子をスクリーンショットで記録してSNSに公開していただけることが多いので、今回はぜひ自分も一緒にヒーローたちと乗船してほしい!という気持ちから、来場者の方々が記念として写真を残せるようなコンテンツを用意しました。

藤川:まさにリアルな『ジャンプチ』を体験してもらうのがテーマですね。

浜崎:ブースのデザインについても色々な議論があり、当初はジャンプのイメージカラーである“赤”で全部統一するか、逆にゲーム側に寄せて赤・青・黄・緑の属性色を中心にするか、など意見が別れましたが最終的にはどちらも取った形で、ベースは赤にしつつ、メインとなる看板には赤・青・黄・緑の属性色を入れて『ジャンプチ』らしさを演出することにしました。

また、外壁部分も当初はもっと原作の原画を敷き詰めないか?など意見がありましたが、やはりジャンプフェスタでは他の漫画系のブースがありますし、『ジャンプチ』の特徴はあのデフォルメされたキャラクターデザインと必殺ワザの演出だと思ったので、差別化を図るためにも『ジャンプチ』のキャラと必殺ワザシーンを並べることにしました。

来場者の方は『ジャンプ』が好きな方がいらっしゃいますので『ジャンプらしさ』を出すことは意識しつつも、『ジャンプチ』にも興味を持ってもらうための要素も入れ込んだデザインとなっています。



――:キャラの多さ、作品の多さが特徴の『ジャンプチ』ですが今後のキャラや作品の展開についてもお話を伺えますか?


藤川:
まず既に出している情報としては、『僕とロボコ』を実装することが決まりました。作者の宮崎先生がかなり熱烈な『ジャンプチ』ユーザーで「ぜひ出してほしい」というご要望をいただいたこともあり、これまでの『ジャンプチ』の追加作品では異例なかなり新しめの作品が参戦することになりました。


藤川:
ここまでは既出の情報ですが、実はそれに加えてもう一作品、今「週刊少年ジャンプ」で連載している作品の追加が決まっています。

――:そのタイトルはまだ明かせないのでしょうか?

藤川:そこは流石にまだ言えません……(苦笑)。ただ、この作品は「大特集祭」形式での実施も決まっているのでぜひ楽しみにお待ちください。

――:では、最後に『ジャンプチ』ファンの方々へメッセージをお願いします。


浜崎:
自分としては『ジャンプチ』チームに加わってから初めてのオフラインイベントを経験させていただくことになり、どうなるかドキドキしていたのですが、実際にゲームを遊んでいる様子を直に伺って新鮮に感じつつも一安心しているところです。SNSにもガチャで手に入れたノベルティの写真や、キャラの写真を撮って「このキャラいた!」や「間違い探し全部見つけた!」など楽しんでくださっている様子を載せてくださったりと、自分の予想以上に楽しんでいただけているので、やって良かったな〜と嬉しく思っています。

エンターテインメントに関わる者として、『ジャンプチ』を通して、「楽しい」だったり「ワクワク」を感じていただきたいと思っているので、今回それを提供できたという実感を抱いています。

『ジャンプチ』はこれから5周年を迎えるにあたって今色々と仕込んでいる最中です。5周年を迎えてもユーザーさんにまだまだ楽しいと思っていただけるように頑張ってまいりますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

藤川:『ジャンプチ』がリリース時からずっと大事にしてきているのは、ユーザーさんとの密なコミュニケーションであり、今この辺りが凄く欠けてしまっているということは自覚しております。ユーザーさんとのコミュニケーションの1つである公式生放送も、今の情勢の中頻繁に実施することが難しい部分もあり、コミュニケーションが取れる場を模索しているところです。実は数年前からオフラインイベントを実施したいという想いはあり、そういった話も進んでいたのですが、こういった情勢も重なり断念せざるを得ないこともありました。

昔と同じように密なコミュニケーションを取れないことがもどかしく、悔しい想いがある中、集英社さんがこうして「ジャンプフェスタ」をオフラインで開催してくださり、僕らとしても少しでもユーザーさんにコミュニケーションの場が提供できればと、今回初出展をさせていただきました。


私自身が直接皆さんと触れ合うこと自体はできませんでしたが、皆さんの様子はこの目で拝見させて頂き、担当スタッフ経由で皆さんの熱いお声も聞かせていただきました。

こういった情勢の中ではありますが、5周年に向けてはより一層ユーザーさんとの距離を近くしていきたいと考えておりますので、引き続き『ジャンプチ』をよろしくお願いいたします。

(取材・文 編集部:山岡広樹)

LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
企業データを見る
ワンダープラネット株式会社
http://wonderpla.net/

会社情報

会社名
ワンダープラネット株式会社
設立
2012年9月
代表者
代表取締役社長CEO 常川 友樹
決算期
8月
直近業績
売上高34億6400万円、営業利益4900万円、経常利益2800万円、最終損益2億3600万円の赤字(2023年8月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4199
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