『勝利の女神:NIKKE』、11月収益は1億ドル(132億円)で世界4位 日本が最大収益 『原神』は1億7000万ドル(224億円)で2位に SensorTower調査

アプリ調査会社のSensor Towerは、2022年11月全世界モバイルゲーム売上ランキングを公開し、Tencentの海外配信ブランドLevel Infiniteからリリースした『GODDESS OF VICTORY: NIKKE』(勝利の女神:NIKKE)は、11月に全世界で収益が1億ドル(132億円)を超え、ランキング4位に入ったことを明らかにした。

このうち日本市場からの収益が42.3%、韓国市場からの収益が27.8%、アメリカ市場からの収益が15.5%で、チャネル別ではGoogle Playストアが56.6%、App Storeが43.4%を占めた。リリース当日、同作はアメリカ、日本、韓国を含む複数のiOS市場のダウンロードランキングトップとなった。

また、Tencentの『Honor of Kings』が2022年11月の全世界App StoreとGoogle Playで2億ドル(264億円)以上の収益を記録し、グローバルモバイルゲーム収益ランキング1位となった。『Honor of Kings』の収益は中国のiOS市場からの収益が95.5%を占め、その他の国からの収益が5%を占めた。

このほか、miHoYoの『原神』は、2022年11月のモバイルゲームとして総収益は1億7000万ドル(224億円)で2位に付けた。『原神』の収益の49%は中国市場と最も多く、日本市場からの収益が17.9%と2番目に大きいという。

2022年11月の世界のモバイルゲーム市場の推定消費額は、前年同期比11.3%減の61億ドル(8056億円)だった。アメリカは依然として全世界モバイルゲーム収益が最も高い市場で、全世界収益の29.1%に相当する17億8000万ドル(2351億円)を記録、中国のiOS市場の収益が17.7%で2位、次いで日本の17.2%だった。