【ゲーム株概況(12/21)】「スマスロ北斗の拳」の適合通知受領を材料にセガサミーHDが一時2000円台を回復 上場2日目のmonoAIは利益確定の売りに押されてS安
12月21日の東京株式市場では、日経平均は5日続落し、前日比180.31円安の2万6387.72円で取引を終えた。日銀が20日に大規模な金融緩和を事実上縮小したことが引き続き市場の心理を冷やす形となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、セガサミーHD<6460>が一時2000円台を回復するなど大幅高した。セガサミーHDは、子会社サミーの新機種「スマスロ北斗の拳」が保通協から適合通知を受けたと発表したことが市場の評価材料となったようだ。
「スマスロ」関連では、円谷フィールズHD<2767>も続伸し、年初来高値を更新した。
また、壽屋(コトブキヤ)<7809>が4日ぶりに大幅反発したほか、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やガーラ<4777>も買われた。
半面、前日上場し、公開価格660円を93.9%上回る1280円で初値を付けた後も買われたmonoAI technology<5240>は、この日は利益確定の売り物に押される展開となり、後場に入るとストップ安まで売られた。
12月に入ってから一度も買われた日がなかったオルトプラス<3672>は、前日に子会社OneSportsの提供する『モバサカ CHAMPIONS MANAGER』と『モバサカUFC』の2023年2月28日付でのサービス終了が発表されたこともあって、200円台を割り込む水準まで売られた。
ほか、コムシード<3739>やアピリッツ<4174>、NJHD<9421>などが安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672
会社情報
- 会社名
- monoAI technology株式会社
- 設立
- 2013年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 本城 嘉太郎
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5240
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460