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東京通信<7359>は、12月27日、自社開発の無料ゲームコンテンツを活用してGameFi領域へ参入することと、ネクスグループ<6634>とアライアンス契約を締結することを発表した。
昨今、暗号資産を活用したビジネスが拡大していく中で、東京通信は2022年5月に暗号資産である、メタバース×アイドル創出を目指すプロジェクトを推進するオーバースに出資し、同市場でのビジネス機会を検討してきた。そして今回、ハイパーカジュアルゲームアプリなどのブロックチェーンゲームへの発展可能性とGameFi領域への参入可能性を検討し、この領域に積極的に取り組むネクスグループとアライアンス契約を締結することを決定した。
ネクスグループは「ネクスコイン」を基軸通貨とするブロックチェーンゲームに特化したゲーム配信プラットフォームである「NCXC GameFiプラットフォーム」をリリースする予定であり、東京通信はこのプラットフォームへブロックチェーンゲームの供給を行う方針だ。なお、東京通信は現在、ネクスコインを保有しておらず、保有する予定はないとしている。
<アライアンスの内容および各社の役割>
・内容
東京通信が「NCXC GameFiプラットフォーム」へブロックチェーンゲームの供給を行う・役割
東京通信の役割 :ブロックチェーンゲームの供給およびマーケティング
ネクスグループの役割:「NCXC GameFiプラットフォーム」の運営なお、今後はゲーム配信プラットフォームである「NCXC GameFiプラットフォーム」へのブロックチェーンゲームの供給に加え、国内外のGameFiプラットフォームサービスの活用も並行して検討していく方針だという。なお、今回の発表内容による東京通信の2022年12月期連結業績に与える影響は軽微としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359