12月27日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸。前日比42円00銭高の2万6447円87銭で取引を終えた。中国の新型コロナに関する規制が緩和されたことを受けて、インバウンド関連の銘柄を中心に物色された。小売や鉄道、空運などのほか、ファーストリテイリングなど値がさ株も買われた。
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、エディア<3935>が一時ストップ高まで買われた。前日12月26日にエヌエフティアーツと共同で、完全新作NFTアイドルプロジェクト「私立好ヶ丘女子高等学校 てづくりアイドル事務所」を開始したことを発表したことが材料視された。
ブロックチェーン関連として、gumi<3903>やアクセルマーク<3624>、クルーズ<2138>、ワンダープラネット<4199>にも波及した。
新作スマホゲーム『Wizardry Variants Daphne』の第2弾PVを公開したドリコム<3793>も引けにかけて一段高。前述のインバウンド関連として、まんだらけ<2652>や壽屋(コトブキヤ)<7809>、サンリオ<8136>なども買われた。
このほか、直近IPO銘柄にも下値買いが入ったようだ。正月休みなどで普段仕事をしている個人投資家のデイトレード参入への思惑もあって、値動きの軽さが意識されたもよう。ANYCOLOR<5032>やモイ<5031>、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>、monoAI Technologies<5240>が堅調だった。