【ゲーム株概況(1/4)】年末のIPOラッシュの一服でmonoAIとウェルプレイド・ライゼストに見直し買い入る 11月月次好調のまんだらけが高値更新
2023年の大発会となる1月4日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比377.64円安の2万5716.86円で取引を終えた。前日の米国市場安に加え、新型コロナウイルスの感染拡大で中国経済の先行きの不透明が増していることが市場の心理を冷やした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、直近IPO(新規上場)のmonoAI Technology<5240>とウェルプレイド・ライゼスト<9565>がともに大幅な上昇となった。両社ともに上場後好スタートを切った後に、市場の年末のIPOラッシュもあって利益確定の売りに押されていたが、IPOラッシュの一服で見直し買いが入る形となっているようだ。
また、MIXI<2121>やDeNA<2432>、グリー<3632>といった主力株の一角が堅調な推移となったほか、IGポート<3791>が昨年来高値を更新した。
周辺株では、11月の月次売上が4カ月連続の2ケタ成長となったことが好感されたまんだらけ<2652>が3日続伸して昨年来高値を更新した。
半面、アピリッツ<4174>やアエリア<3758>、東映アニメ<4816>などが売られた。
エディア<3935>は、一時は高値560円まで買われる場面があったものの、一巡後は値を消し、マイナス圏に沈む形となった。
昨年の出世銘柄として取り上げられていた円谷フィールズHD<2767>は、この日は利益確定の売り物に押されて、3日ぶりに反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社まんだらけ
- 設立
- 1987年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 古川 益蔵/代表取締役社長 田中 幹教
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2652
会社情報
- 会社名
- monoAI technology株式会社
- 設立
- 2013年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 本城 嘉太郎
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5240
会社情報
- 会社名
- GLOE株式会社
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役 谷田 優也/代表取締役 古澤 明仁
- 決算期
- 10月
- 直近業績
- 売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9565