mirrorX、膝上げと上体捻りでアバターを操作できるバーチャルウォーキング機能を『mirrorXアプリ』に追加 Touchless User Interfaceも

mirrorXは、スマホとテレビだけで本格的なVRが体験できる『mirrorXアプリ』に、ユーザーの自然な動作だけで仮想空間を自由に歩ける Virtual Walking(バーチャルウォーキング)の機能を追加したことを明らかにした。

これまではコントローラーなどでしか行うことの出来なかったアバターの操作を、「膝上げ」と「上体捻り」というシンプルで直感的な動作のみで可能にした。

さらに、シンプルなジェスチャーで様々なプログラムを実行する Touchless User Interface(非接触UI)を開発し、これらの機能が搭載した『mirrorXアプリ』が、2023年1月5日より、iPhone向けにAppStoreから無償ダウンロードできるようになった。

Virtual Walkingでは、ユーザーの全身の動きをAIがリアルタイムでアバターに伝達し、膝を上げると前進、上体を左右に捻ると進行方向が変えられる。テレビ画面の向こうに広がる無限の仮想空間を、自分の脚で歩いて探索することができる。

HMD(VRヘッドセット)を使わないため、これまで課題とされて来たVR酔いや年齢制限(HMDは12~13歳以上)の問題も解決した。全身を動かしアバターを操作することで、シニアや運動習慣がない人でも、ゲーム感覚で気軽に運動が楽しめる。

また、シンプルなジェスチャーで様々なプログラムを実行するTouchless User Interface(非接触UI)を開発した。ユーザーが両手を上げると丸いアイコンが現れ、アイコンは上体を捻ると左右に回転して入れ替わる。正面のアイコンに両手を合わせると、プログラムが起動する。

 

アイコンのプログラムは自由に設定でき、アイコンの数も追加・階層化することができる。コントローラー等の機器を使用することなく、仮想空間で多様な操作(例:データの保存、アバターの装備変更等)を可能にした。

 

これらの機能は、アプリに追加した2つのワールド、「巡る季節」と「街・米国東部」で体験することができる。「巡る季節」は小鳥や虫が鳴く、自然に満ち溢れた静かなオープンワールド。「街・米国東部」は、歴史ある市庁舎など古い建物も残る東海岸の街。

今後はこれらの機能を活用した、多彩なワールドを制作していく予定。アバターは、ReadyPlayerMe(エストニア)のリアルで多様性に富むアバターを採用した。『mirrorXアプリ』は、2023年1月5日より、iPhone向けにAppStoreから無償ダウンロードできる(iPhone12以上推奨)。