【ゲーム株概況(1/6)】12月速報値で『メメントモリ』の好調持続を確認のBOIが4日ぶりに反発 直近IPOの循環物色に乗ったmonoAIが一時S高
1月6日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比153.05円高の2万5973.85円で取引を終えた。為替が1ドル=133円台まで円安方向に振れたこともあり、自動車株など輸出関連株に買いが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が4日ぶりに反発し、6000円台を回復した。BOIは、前日1月5日に『メメントモリ』の2022年12月度の課金高、DL数、広告宣伝費の速報値を発表しており、リリース時の初動の勢いからは減速しているものの、依然として好調を持続していると市場から評価されているようだ。
また、monoAI Technology<5240>が大幅反発し、一時ストップ高まで買われた。直近IPO(新規上場)銘柄の循環物色の流れに乗った形となっており、上場2日目に付けた上場来高値1469円も更新している。
ほか、エディア<3935>やドリコム<3793>、KADOKAWA<9468>なども買われた。
直近IPOでは、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>も大幅反発した。
半面、サイバーエージェント<4751>が反落し、ガンホー<3765>やグリー<3632>も売られるなど主力株の動きがさえない。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を3700円から3900円に引き上げたものの、投資判断は「ニュートラル」を継続したカプコン<9697>も続落した。
Happy Elementsを割当先とした第三者割当増資の払込みが完了したことを材料に前日は買われていたワンダープラネット<4199>は5日ぶりに反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393
会社情報
- 会社名
- monoAI technology株式会社
- 設立
- 2013年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 本城 嘉太郎
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5240