イオレ、国内上場企業として初めてNFTゲームのギルド運営事業に参入 Digital Entertainment Assetと提携

イオレ<2334>は、Web3事業に参入し、GameFiプラットフォーム事業を展開するDigital Entertainment Assetと業務提携のもと、上場企業として日本初となるNFTゲームにおけるギルド運営事業を開始することを明らかにした。

イオレは、DEA社の運営するオンラインゲーム内においてギルドを運営し、NFTなどのゲームアイテム保有者が自身でゲームをプレイするよりも効率良く報酬を獲得した上で、獲得した報酬の分配を受ける。まずは、全世界で約260万人のユーザーがプレイしている人気オンラインゲーム「JobTribes」内においてギルド運営を開始する。

DEA社が行っている事業形態は、「Play to Earn(ゲームをしてお金を稼ぐ)」で複数の方法により外部の経済市場から原資を流入させ、その一部を報酬としてユーザーに還元するしくみ。DEA 社が運営する NFT ゲームプラットフォームをPlayMining」という。

ゲーム内では、NFT(ゲームキャラクターなど)の購入やゲーム内アイテムを使用して、ゲームを優位に進めることで獲得できる報酬を増やすことができる。イオレは現在、日本における販売代理店としてNFT及びゲーム内アイテムの販売を行っている。

また、NFT所有者が自身でプレイせずにゲームスキルの高いプレイヤーにNFTを貸し付けてプレイをしてもらい、報酬を配分する「スカラーシップ」という機能がある。

このスカラーシップ機能を利用し、“スカラー"と呼ばれるゲームスキルの高いプレイヤーを集め、“ゲームギルド"と呼ばれるグループを形成し、個人が単独で行うよりも効率よくゲーム内報酬を獲得することを目指す事業は、ゲームギルド事業と呼ばれている。ゲーム内で獲得した報酬を(1)オーナー(NFT所有者)(2)ギルド運営者(3)スカラー(ギルド所属メンバー)の3者で分配する。

現在、ゲーム「JobTribes」のスカラーシップで雇用する人の多くは、フィリピン・インドネシアの貧困地域のプレイヤーだそうだ。コロナの影響を受けて雇用を失ってしまった人や健康の問題で働けない人などがこのスカラーシップを用いて収入を得、子どものオムツ代・ミルク代、家族の生活資金、学費、薬代などに充てている。

こうした社会課題に対する解決策としてもPlay to Earnは注目を集めている。イオレも今回新たにギルド事業を開始することにより、これらの社会課題の解決に貢献したい、としている。

 
【Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.  Founder & CEO 吉田直人 氏】
この度、イオレとNFTゲームにおけるギルド事業を開始することについて大変嬉しく思っており、まずは関係者の方々に感謝申し上げます。イオレは私自身が2001年4月に設立し、現在は会長を務める会社です。Play to Earnをグローバルに浸透させることをミッションとする弊社DEAにとって、NFTゲームギルド事業は、貧困問題の緩和や障害者支援など社会貢献活動やESGに関する取り組みとして大変重要視しております。これから、イオレと一緒にWeb3エンターテインメント事業で世界No.1を目指していきたいと思います。

 
【株式会社イオレ 代表取締役社長 冨塚 優 氏】
DEA社は、世界で初めてゲームで稼げる世界を創られた企業であり、私としてはその想いにとても共感をしております。今回日本市場におけるギルド事業を担当できることに、とても社会的意義を感じております。自宅にいながら携帯ひとつで稼げる世界は、貧困層や障がいがある方にも、新しい働き方を提供できることになると考えております。今後この世界観を拡大することに、より寄与していきたいと考えております。

 

Digital Entertainment Asset(DEA)

会社情報

会社名
Digital Entertainment Asset(DEA)
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会社情報

会社名
イオレ
設立
2001年4月
代表者
冨塚 優
決算期
3月
上場区分
東京証券取引所グロース市場
証券コード
2334
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