9周年の『LINE:ディズニー ツムツム』、リリースから国内パズルゲームで収益トップを維持 世界収益は23億ドル(2937億円)突破 センサータワー調査
Sensor Tower(センサータワー)は、2023年1月に9周年を迎える『LINE:ディズニー ツムツム』について、2014年のリリースから2022年まで8年連続で日本のモバイルパズルゲームジャンルにおける収益トップを独走しており、世界収益は23億ドル(2937億円)を突破したとするレポートを公開した。同タイトルでは、9周年に合わせてTVCMやキャンペーンを展開しており、上昇傾向がみられるという。
■日本のパズルジャンルで8年連続収益トップで独走状態が続く
■9周年キャンペーンに合わせてTVCMなどのプロモーションが始まり、ランキングも上昇
日本のパズルジャンルで8年連続収益トップで独走状態が続く
2014年1月にリリースしたモバイルパズルゲームの『LINE:ディズニー ツムツム』(NAVER)。ディズニーキャラクターたちがツムと呼ばれるキャラクターとして多数登場し、モバイルデバイスならではの操作、一気にツムを消す爽快感などが支持され、日本におけるモバイルパズルゲームの代名詞的存在になっている。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、『LINE:ディズニー ツムツム』は日本におけるモバイルパズルゲームジャンルにおいて2014年から8年間連続で収益トップのポジションをキープしているそうだ。直近の2022年では、同じNAVERの『LINE ポコポコ』(NAVER)が2位につけている。
『LINE:ディズニー ツムツム』は2位以下のタイトル収益と大きな差をつけており、独走状態が続いているとのこと。また、2022年の日本におけるゲームダウンロード数で見ても4位にランクインしており、今でも新規ユーザーが増え続けている。
Sensor Towerのデータによると、『LINE:ディズニー ツムツム』はリリースから2022年までにグローバルで23億ドル以上の収益を記録している。収益のうち、96%以上が日本市場が占めている。
9周年キャンペーンに合わせてTVCMなどのプロモーションが始まり、ランキングも上昇
9周年を迎えるにあたって2022年12月26日から「LINE: Disney Tsum Tsum9th ANNIVERSARY」キャンペーンを開始した。本キャンペーン開始に合わせて、乃木坂46の山下美月さん、与田祐希さん、賀喜遥香さんとお笑いタレントのフワちゃんらが出演するTVCMの放映も開始した。
この9周年記念キャンペーンでは、ミッションをクリアすると各種チケットや記念ツムなどの報酬がもらえるほか、TVCMに出演するメンバーをツム風にデザインした限定LINEスタンプが入手できる。また、毎日出題するミッションをクリアすることでくじを集め、当選番号に応じてコインを獲得できる「年末ツムツムくじ」も2022年12月31日まで開催した。
こうしたキャンペーンを受けて、『LINE:ディズニー ツムツム』が大きくランクアップしている。日本のApp StoreにおけるTop Grossingランキングでは、2022年末から徐々にランクアップを続け、2023年1月3日には3位に付けた。その後も急激なランクダウンはなく、堅調にキャンペーンの効果が表れていると評価している。
このほか、レポートでは『LINEポコポコ』と比較したユーザーの年齢層の特徴について紹介している。