メディアドゥ、Contents Lab. Blueに5億円を出資 縦スクロールコミック制作スタジオへの出資は今回で2社目

メディアドゥ<3678>は、この日(1月16日)、縦スクロールコミック制作などを手がける Contents Lab. Blue(コンテンツラボブルー)の第三者割当で優先株式を引き受けることで5億円を出資したことを明らかにした。株式取得日は2022年12月7日となる。メディアドゥは、StorySoopに2億5000万円の投資を実施しており、縦スクロールコミック制作スタジオへの出資は今回で2社目となる。

メディアドゥは縦スクロールコミック市場への本格参入と事業拡大に向け、日本の豊富なコンテンツを活用した縦スクロールコミックのオリジナル作品制作ラインの確保、および国内外の電子書店へ配信可能な海外作品の調達を図るべく、今回の出資を決定した。

コンテンツラボブルーは国内外のクリエイター160人超を擁する充実した制作・育成体制を保有し、2021年末時点で縦スクロールコミックと小説を計350作品以上手がけている。ユーザー投稿小説からの原作発掘・縦スクロールコミック化も行っており、290以上のコンテンツ IP を保有する高い自社 IP 開発能力を誇る。

また、日本やタイに支社を設立し、グローバルな制作体制を確保している。縦スクロールコミックの代表作品には「接近不可レディー」「魔尊現世降臨」「剣術名家の末息子」などがある。

縦スクロールコミックのグローバルでの市場規模は4400億円(2021年)から7年間で約7倍の3兆1500億円(2028年)まで急成長することが予想されており、出版市場のさらなる成長に大きく貢献することが見込まれている。