【ゲーム株概況(1/16)】ケイブが大幅続伸…一時昨年11月以来の1900円台を回復 第1四半期決算で営業赤字計上のワンダープラネットが3日続落

1月16日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比297.20円安の2万5822.32円で取引を終えた。為替が一時1ドル=127円台前半まで円高方向に進んだことで、輸出関連株を中心に売り物が広がった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が大幅続伸し、ザラ場ベースで昨年11月25日以来となる1900円台を回復した。ケイブは、2023年5月期の第2四半期決算がでらゲーの買収による「負ののれん」の計上で最終黒字転換となったことと、「スマートフォンゲーム『メテオ(仮)』製作委員会」への追加出資を行ったことが引き続き材料視される形となったようだ。

また、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が3日ぶりに大幅反発し、NJHD<9421>は大幅続伸した。NJHDは、スクウェア・エニックスのタイトルの開発実績を持つことから新作スマートフォンタイトル発表への連想買いで引き続き動意づいているもよう。

ほか、東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」、目標株価1万6700円でカバレッジを開始した壽屋(コトブキヤ)<7809>が小幅ながら反発した。

半面、前週末1月13日に発表した第1四半期決算が2.3億円の営業赤字計上となったワンダープラネット<4199>が下げ幅を拡大して3日続落し、アピリッツ<4174>やネクソン<3659>なども売られた。

前週末の決算発表関連では、シリコンスタジオ<3907>の下げもきつく、IGポート<3791>やUUUM<3990>も売られた。

株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
企業データを見る
ワンダープラネット株式会社
http://wonderpla.net/

会社情報

会社名
ワンダープラネット株式会社
設立
2012年9月
代表者
代表取締役社長CEO 常川 友樹
決算期
8月
直近業績
売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4199
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