gumiとクルーズ、新規ブロックチェーンゲームを共同開発 お互いのゲーム開発ノウハウやこの分野特有の技術・ノウハウを結集して取り組む
gumi<3903>と、クルーズ<2138>の100%子会社であるCROOZ Blockchain Labは、この日(1月31日)、新規ブロックチェーンゲームの共同開発を行うことを発表した。今回は共同開発の発表のみで、具体的なゲーム概要や展開については、近日中に発表する、としている。
両社は10年以上前からモバイルゲーム開発を手掛けており、お互い数多くのヒットタイトルを提供してきた。また、ブロックチェーン領域でも開発・運用の実績を有しており、お互いのノウハウを結集し、新しいブロックチェーンゲームを開発する。
共同開発では、お互いのゲーム事業で培われた企画・開発・運用の経験を融合させるとともに、ブロックチェーンゲーム特有の技術や多言語SNS運用、プロモーションなどのノウハウも結集し、より魅力的で新しいゲーム体験を提供したいとのこと。
gumiは、2007年にフィーチャーフォン向け SNS を開発する会社として創業され、2009年よりモバイルオンラインゲームの開発・運用を開始し、多くのヒットタイトルを生み出すとともに、2012年からは海外展開も進めることで業容を拡大してきた。
2018年には、ブロックチェーン領域への市場参入を行い、現在はメタバース事業としてブロックチェーンゲームの開発、グローバルにおけるファンド投資、有力ブロックチェーンのノード運営の3つの事業に積極的な経営資源投下を行っている。
ブロックチェーンゲームについては、既に『ブレイブ フロンティア ヒーローズ』を全世界のユーザーに届けており、ヒットコンテンツの実績を有している。
一方、クルーズは、フィーチャーフォンの時代からゲーム事業に参入し、Mobage月間人気ゲームランキングで2位を獲得した『熱血硬派くにおバトル』やMobage総合ランキング20ヶ月連続TOP20を記録した『アヴァロンの騎士』、著名IPを使用したゲームを提供してきた。
ブロックチェーンゲームの分野は、CROOZ Blockchain LabがWeb3のタクティクスPvPゲーム『PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)』でゲームの企画・開発を担当している他、オリジナルブロックチェーンゲーム『エレメンタルストーリーワールド』の開発も発表した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138