CRI、2Dアニメ作成ツール「SpriteStudio」でサウンド・テキスト演出設定を追加! 制作フロー効率化&デザイナーのこだわりを反映した制作を実現!
CRI・ミドルウェア<3698>は、2Dアニメーション作成ツール「SpriteStudio」のアップデートを行い、サウンド・テキストの演出設定を追加したことを明らかにした。同社では、これにより、制作フローを効率化し、デザイナーのこだわりを反映したアニメーション制作を実現する、としている。
SpriteStudioとは
SpriteStudioは、キャラクターアニメーションからパーティクルエフェクト、UIまで幅広い用途で使用できる超汎用2Dアニメーション作成ツール。
ゲームを中心とした多くのコンテンツ制作に活用されている。
作成したデータは、ゲームエンジン等に組み込んで再生できるのはもちろん、MP4などの動画ファイル、アニメGIF・PNG・WebPファイルとして出力することもできる。
アップデート概要
バージョン7.1では、デザイナー・プログラマーの分業を推進し、アニメーションの制作フローを効率化するための50を超える機能追加・改善を実施した。
■「サウンド機能」「テキスト機能」
SpriteStudioのみでサウンド・テキスト演出付きのアニメーションを制作できるようになった。従来、サウンド・テキスト演出付きのアニメーションを制作する際には、以下のように作業担当者や使用ツールが複数にまたがっており、細かな調整を繰り返すアニメーション制作においては効率的なフローではなかった。
【従来の制作フロー】
・デザイナーがSpriteStudioでアニメーションを作成する
・プログラマーがアニメーションのデータをゲームエンジン等へインポートし、デザイナーの指示に従ってサウンド・テキスト演出を組み込む
今回のアップデートではこの制作フローを改善し、デザイナーがSpriteStudioのみでサウンド・テキスト演出付きのアニメーションを制作できるようになった。調整&プレビューのサイクルを非常に効率化するだけでなく、プログラマーとのコミュニケーションエラーによる作品への影響も解消され、デザイナーのこだわりが詰まったアニメーションを制作することができる。
【SpriteStudioを使用したときの制作フロー】
デザイナーがSpriteStudioでサウンド・テキスト演出付きのアニメーションを作成する
■その他の追加機能
・UI素材の作成に役立つ9スライス対応
・イージングのバリエーションを18種類追加
・SpriteStudioからの直接MP4レンダリング
その他、50を超える機能追加・改善を行っている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698