ソニーG、『グランツーリスモ』や『ゴッド・オブ・ウォー』など10以上のゲームIPの映像化を推進 「The Last of Us」は映像・ゲームの大ヒットの好循環
ソニーグループ<6758>は、『グランツーリスモ』や『ゴッド・オブ・ウォー』など10以上の自社保有のゲームIPの映像化プロジェクトが進行していることを明らかにした。映画『アンチャーテッド』が全世界4億ドルを超える興行収入を記録したが、これに続くヒット作品の輩出を目指しているという。
その一つとして、「The Last of Us」がHBOなどで実写テレビドラマ化されたが、第1話の視聴者数が1月15日の配信開始から足元まで視聴者数2200万人を超える大ヒットを記録し、早くもシーズン2の制作が決定した。
映像作品のヒットは、ゲームの売上にも好影響を与えている。配信開始後、『The Last of Us Part 2』(PS4)が米国Amazonのセールスランキングで1位を獲得したほか、『Part 1』(PS版)が3位、『Remastered』(PS4)が3位に入るなど急激に伸びたそうだ。
決算説明にあたった十時裕樹氏は、「エンタメ関連事業でシナジー効果が数字としても現れており、事業間連携での好循環が出ている」「事業間連携を通じた多面的なIPの活用により、当社の持つIPの持つ価値をさらに高め、強化していく」とコメントした。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹