ガンホー、『パズドラ』の22年12月期の売上高は9%減の507億円 全社比率も5割下回る 「Ragnarok」台頭で収益多角化
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、『パズル&ドラゴンズ』シリーズの2022年12月期における売上高は前の期比9.1%減の507億5500万円だったことを明らかにした。いまもなお高水準の売上を記録している。この売上は、スマホゲームを中心にNintendo Switch向けソフトやキャラクターグッズなどの売上も含まれているという。
ちなみに、昨日、角川アスキー総合研究所が発表した『ファミ通モバイルゲーム白書2023 』によると、モバイルゲームの年間売上ランキングでは422億円だった(関連記事)。
また、同シリーズのガンホーグループ全体の売上に占める比率は、一時は9割を超えたが、48.1%と5割を割り込んだこともわかった。これについて、同社では「Ragnarok」関連タイトルの台頭で、徐々に低下傾向にあるとした。特定タイトルに依存しない、収益の多角化が進んでいるとポジティブにみるべきかもしれない。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765