セガは、従業員の収入をより安定させ、さらなる働きやすい環境を実現するとともに、グローバルでの競争力をより強化するため、人材への投資を目的とした報酬制度の改定に着手することを明らかにした。7月1日より、基本給のベースアップや、賞与の一部組込みなどにより、年収における基本給の比率を高めることで、既存従業員の月額平均給与を約30%引き上げる(※)。この改定により大卒初任給は22万2000円から約35%アップの30万円となる。
同社は、従業員が働きやすい環境でそれぞれのポテンシャルを最大限に発揮できるよう、様々な人事制度の改革に取り組んでおり、報酬体系の整備や働き方をサポートする施策の拡充のほか、企業内大学「セガサミーカレッジ」における研修の実施やグループ全体での語学研修など人材教育にも投資する、としている。
※年収ベースでは平均約15%程度のアップとなる。
※退職金の前払い制度(選択制)の導入を予定しており、その選択により増加率は変わる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)