【ゲーム株概況(3/22)】円谷プロとTBSテレビの提携を材料に円谷フィールズHDが急動意　ANYCOLORは一時は5970円まで買われる　東京通信は大幅続伸

3月22日の東京株式市場では、日経平均は大幅反発し、前日比520.94円高の2万7466.61円で取引を終えた。米国のイエレン財務長官の発言を受けて、金融システム不安の防止に向けた対策への期待が強まったことで米国市場の銀行株が買われたことで、国内も市場心理が大きく改善した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ANYCOLOR<5032>が大幅反発し、一時は5970円まで買われるなど6000円台回復を目前にとらえたほか、子会社の円谷プロダクションがTBSテレビと提携し、新規コンテンツを共同で企画開発することで基本合意したと発表した円谷フィールズHD<2767>も一時1965円まで買われるなど急動意を見せた。

また、カバーと所属VTuberが使用するゲームコンテンツの供給を目的とした包括契約を締結したことを発表した東京通信<7359>は大幅続伸した。

ほか、サイバーエージェント<4751>やギークス<7060>、ユークス<4334>などが買われ、サンリオ<8136>は3日続伸と強さを見せた。

半面、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>が大幅続落して上場来安値を更新し、アピリッツ<4174>やバンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>も売られた。

主力株ではガンホー<3765>がさえない。