【ゲーム株概況(3/24)】新作『テラビット』への期待でサイバーステップが3日続伸　国内証券が目標株価引き上げのカプコンは高値更新　アイビスの初値は公開価格比2.9倍に

3月24日の東京株式市場では、日経平均は小幅ながら続落し、前日比34.36円安の2万7385.25円で取引を終えた。為替が1ドル＝130円台前半まで円高方向に振れたことで、輸出関連株を中心に売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーステップ<3810>が上げ幅を拡大して3日続伸した。サーバーステップは、前日3月23日に2023年にリリース予定の完全新作『テラビット』のPC向け「ワールドビルド先行プレイ」を開始したことが市場の関心を集めたようだ。

また、マイネット<3928>やカヤック<3904>、ケイブ<3760>、バンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>などが買われ、みずほ証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を5000円から5600円に引き上げたカプコン<9697>は昨年来高値を更新した。

前日3月23日に上場したアイビス<9343>は、上場2日目のこの日に公開価格730円の2.9倍にあたる2121円で初値を付け、その後ストップ高となる2621円まで買われた。

半面、東京通信<7359>が4日ぶりに反落し、ギークス<7060>やモブキャストHD<3644>などが売られた。

HEROZ<4382>は、決算発表後に1600円台まで買われた反動による売り物に押されて続落した。