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東京通信グループ<7359>は、本日(4月6日)、3月16日付で発表したものの、有価証券届出の訂正届出書の提出で遅れで延期していたマイルストーン・キャピタル・マネジメント(以下、マイルストーン社)を割当先とした新株予約権と新株予約権付社債の発行による最大で約41億円の資金調達を実施することを発表した。発行内容や資金の使途は前回発表時と同じものとなっている。
資金調達の目的は、中長期的な株主価値向上に向け、事業成長による売上・利益の拡大を企図したものとなり、調達資金で既存事業への投資による事業規模の拡大と新規事業への投資による事業領域の拡大を図っていく。
新たな割当日は新株予約権、CBともに4月24日で、新株予約権は第4回新株予約権が4500個、第5回新株予約権が3500個、第6回新株予約権が2000個、第7回新株予約権が983個の合計1万983個を発行価額の総額1014万3,300円で発行する。すべての権利が行使された場合の差引手取概算額は38億4914万3300円となる。潜在株式数は109万8300株。
一方、CBは20個を発行価額1499万5665円で発行し、2億9991万3300円を調達する。新株予約権1個につき5085株の潜在株式数となり、合計の潜在株式数は10万1700株となっている。
なお、新株予約権、CBを合わせた希薄化率(議決権ベース)は最大で合計24.3%となる。
主な調達資金の使途は以下のとおり。
① GameFi / メタバース / Web3.0等の新領域へのチャレンジ
・カジュアルゲーム×GameFi Economy確立に向けたブロックチェーンゲームの開発等に係る資金2億円
・メタバース・暗号資産 / NFT / Web3.0領域への投資及びサービス開発に係る資金3億円②「OWN.」「B4ND」等の新規サービスの早期成長
・ヘルステックアプリ「OWN.」の国内No.1のヘルスケアアプリの地位及びヘルスケア経済圏の確立係る資金1億円
・推し活メッセージアプリ「B4ND」の国内No.1の推し活アプリの地位確立に係る資金1億円③ 戦略投資 / M&A
・事業ドメインの拡張 / 事業創造力の強化に向けたM&A待機資金34億円
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359