CRI、ゲームサウンド制作ワークショッププログラムをゲーム企業の社内教育向けに無償提供 バンダイナムコスタジオの新人研修に採用
CRI・ミドルウェア<3698>は、本日(4月7日)、新人クリエイターのためのゲームサウンド制作やサウンドミドルウェアに関するワークショッププログラムをゲーム企業の社内教育向けに無償で提供開始したことを発表した。
本プログラムでは、ゲームサウンド制作に関する導入知識のレクチャーやゲーム業界の標準サウンドミドルウェアである「CRIWARE(シーアールアイウェア)」を使用した作品の制作などを扱う。実践的な知識のインプットから作品へのアウトプットまで、ゲームサウンドに関する幅広い知識・技術習得を支援する。
2022年度よりバンダイナムコスタジオの新人研修に採用され、次世代クリエイターの育成支援に活用されている。
CRIは、ゲーム開発の効率化や品質向上につながるノウハウを提供することで、次世代クリエイターの育成に取り組み、ゲーム業界の発展に貢献していくとしている。
■実践的な新人研修プログラムをバンダイナムコスタジオへ提供
CRIは、バンダイナムコスタジオが2022年度入社の新人スタッフを対象に実施した新人研修に参画し、ゲームサウンド制作ワークショッププログラムを提供した。バンダイナムコスタジオが2022年度に行った新人研修は、新人が主体となって約4ヵ月かけてゲームの企画・開発に取り組み、最終的に出来上がった作品を一般公開するというものとなる。
CRIは本研修の立ち上げ段階からバンダイナムコスタジオと連携し、ゲームサウンドの開発現場で求められているノウハウに基づいてカリキュラムを策定した。新人研修の一環として約8時間にわたるワークショップを実施し、ゲームサウンドの基本から「CRIWARE」の使い方まで、実践的な内容を提供した。さらにゲーム開発で広く使用されている「CRIWARE」を無償で提供し、開発の効率化や高品質化にも貢献した。
■4月7日より成果作品4タイトルが順次配信開始
バンダイナムコスタジオの新人研修で制作された4つのゲームは、バンダイナムコスタジオ内のレーベル「GYAAR Studio(ギャースタジオ)」より4月7日から順次配信される予定。これらの作品は、ゲームサウンドにおける実践的な知識や技術を身につけた新人クリエイターが「CRIWARE」を使用して制作した。なお、4タイトルはいずれも無料でプレイ可能となる予定だ。
会社情報
- 会社名
- バンダイナムコスタジオ
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698