『LINE:モンスターファーム』はリリース2週間で5.3億円近い国内収益 LINEゲームといえばパズルというイメージを覆す存在になる可能性も Sensor Tower調査
Sensor Tower(センサータワー)は、2月28日にリリースされた『LINE:モンスターファーム』について、リリースから2週間(2023年2月28日~3月13日)で400万ドル(5億2600万円)近い国内収益を記録したとするレポートを公開した。『LINE:モンスターファーム』は、リリース日の2月28日に41位でスタートしたが、その後着実に順位を上げ、3月6日には8位までランクアップを果たした。
ランキングの好調を受け、「初トップ10入り記念 ★3円盤石プレゼント」をゲーム内で実施した。Twitter上でどんなプレゼントがほしいかを事前に聞いた上で内容を決めるなど、プレイヤーのニーズを反映したプレゼントになった。こうしたコミュニケーション施策もあって公式ツイッターのフォロワーは12万人を突破したという。
同作は、ターン制RPGだが、Sensor Towerのデータによると、同期間の日本におけるターン制RPGの収益成長量では、『ロマンシング・サガ・リ・ユニバース』(SQUARE ENIX)に次ぐ2位となった。ほぼ同時期にリリースされた『エンゲージ・キル』を上回るものになっているという。
なお、日本のLINEの提供するモバイルゲームにおけるポジションとしては、『LINE:ディズニーツムツム』や『LINE ポコポコ』に続く3位に付けており、レポートを執筆したHideyuki Tsuji氏は、新たな収益源に育つ可能性があるとの見方を示した。
Sensor Towerのデータによると、同期間における『LINE:モンスターファーム』収益シェアは18%となっているそうだ。2位の『LINE ポコポコ』との収益シェアの差はわずか。続けてTsuji氏は「今後の成長によっては、『LINEのゲームと言えばパズル』というこれまでのイメージを一転させる可能性がある」と指摘した。
なお、レポートの詳細は、下記リンク先を確認してほしい。
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LINE:モンスターファームが好スタート、リリースから2週間のLINEモバイルゲーム収益シェアでポコポコに肩を並べる18%を記録