STPRは、この日(4月11日)、AppBank<6177>と資本業務提携契約を締結し、本資本業務提携契約に基づき、AppBank社の新株式109万8000株(2023年4月10日時点の発行済株式総数の10.80%)の引受を決定したと発表した。AppBankから昨日開示された内容だが、STPR側からの発表となる。
本提携の背景と目的
同社代表の柏原真人氏は以前からAppBank社の代表である村井智建氏が出演するYouTube「マックスむらい」チャンネルの視聴者であり、AppBank社の事業内容に同社とのシナジーや協業の可能性を感じ、関心をもっていた。
その中で両社共通の取引先金融機関を通じてAppBank社と直接対話する機会を持ち、今回の提携に至った。
本提携により、AppBank社が展開する「IP×地域コラボレーション事業」、「イベント・ライブ物販のDXソリューション事業」、「メディア事業」などの幅広い分野で協業を予定している。
本提携を通じて、STPRがサポート&プロデュースを行うクリエイターを応援しているリスナーがより楽しめる施策を実現できるものと確信しているという。
資本業務提携の内容
(1)資本提携の内容
同社は、AppBank社との業務提携を円滑に推進するため、同社を割当先とする新株式109万8000株を引き受ける。本提携により、同社におけるAppBank社株式の持株比率は10.80%(2023年4月10日時点)となる。
(2)業務提携の内容
1.IP×地域コラボレーション事業における協業
AppBank社が展開する「IP×地域コラボレーション事業」において、同社がプロデュースするクリエイターとのコラボレーションを予定している。
AppBank社はスマホアプリ「HARAJUKU」をはじめ「IP×地域コラボレーション事業」において独自のシステムと運営ノウハウを有しており、同社がプロデュースするクリエイターとのコラボレーションの実現により、より多くのリスナー楽しめる施策を展開していく予定。
2.イベント・ライブ物販のDXソリューション事業における協業
同社がプロデュース行うイベント・ライブ物販事業において、AppBank社の「DXソリューション事業」とのサービス連携を予定している。新型コロナ感染症に関する対応緩和は進みつつあるものの、コロナ禍における様々な感染症対策を通じ、イベント・ライブ運営の効率化及び物販収益強化を目的としたDXニーズは高く、今後よりの進化と利便性が求められていくものと想定している。AppBank社との協業を通じて、今まで以上に同社が展開するイベント・ライブ運営において、より快適に楽しめる体験の提供を目指していく。
3.メディア事業における協業
同社がプロデュースするクリエイターに関するニュース、インタビュー等の記事制作およびその展開において、今まで以上に、迅速かつ包括的な情報提供の実現を目指し、AppBank社の「メディア事業」とのサービス連携を予定している。
会社情報
- 会社名
- AppBank株式会社
- 設立
- 2012年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 白石 充三
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証マザーズ
- 証券コード
- 6177