【ゲーム株概況(4/12)】シリコンスタジオが連日のS高、岩井コスモ目標株価引き上げのC&R社も高い、前日新高値のサイステは利食いに押される
4月12日の東京株式市場は4日続伸。日経平均は、前日比159円33銭高の2万8082円70銭で取引を終えた。世界的にも著名な投資家ウォーレン・バフェット氏の日本株への強気な見方が報じられた流れを受けて、引き続きバリュー株を中心に物色される展開となった。
こうしたなか、シリコンスタジオ<3907>が連日のストップ高となり、2020年以来となる1700円台を回復した。10日に発表した第1四半期決算の好調に加え、DeNA<2432>からの委託を受け、 EV(電気自動車)の実用航続距離や導入効果予測を見える化するEV転換シミュレーター「FACTEV(ファクティブ)」の開発に協力したことを発表したことが市場の関心を集めているようだ。
クリーク&リバー社<4763>も反発。岩井コスモ証券が同社株のレーティング「A」の継続とし、目標株価を2500円から2700円に引き上げたことが材料視された。同社株については、水戸証券も「B+」の継続とし、目標株価を2500円から2700円に引き上げたとのこと。
このほか、Aiming<3911>が反発。75日移動平均線への接近で自律反発狙いの買いが入ったもようだ。カバー<5253>やANYCOLOR<5032>、モイ<5031>なども買われた。AppBank<6177>も年初来高値を更新したが、売買一巡後に戻り待ちの売りに押されて上げ幅を縮小した。
他方、サイバーステップ<3810>が反落。新作ゲーム『テラビット』PC/Steam版 の正式サービスを4月20日に控える中、業績貢献への期待から昨日年初来高値を更新したが、この日は利食い売りに押されたようだ。HEROZ<4382>やSHIFT<3697>なども安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 設立
- 1990年3月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 井川 幸広/代表取締役社長COO 黒崎 淳
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高497億9900万円、営業利益41億300万円、経常利益41億3700万円、最終利益26億5800万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4763
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907