ワンダープラネット、第2四半期(9~2月)決算は売上高15%増、3.2億円の営業赤字を計上 7.5周年イベントが奏功の『クラッシュフィーバー』が好調
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ワンダープラネット<4199>は、4月14日、2023年8月期の第2四半期累計(9~2月)の決算を発表、『アリスフィクション』の売上が寄与し、『クラッシュフィーバー』が好調に推移したことで増収を確保したが、他タイトルは苦戦した。
利益面では、費用削減の取り組みで会社全体のコスト総額を削減したが前年同期比では赤字幅が拡大している。
売上高16億2900万円(前年同期比15.6%増)
営業損益3億2000万円の赤字(前年同期2億7000万円の赤字)
経常損益3億3400万円の赤字(同2億8600万円の赤字)
最終損益3億4900万円の赤字(同2億200万円の赤字)売上高は、2022年7月に配信開始した『アリスフィクション』の売上寄与に加え、『クラッシュフィーバー』が堅調に推移した結果、前年同期比で増収となった。MAU(月次アクティブユーザー数)の状況は、『クラッシュフィーバー』は7.5周年イベント等が奏功し堅調な推移となったが、『ジャンプチ ヒーローズ』は2100万ダウンロードキャンペーン、『アリスフィクション』はコラボイベントの効果を継続することができず減少推移となった。
また、中長期的な収益の拡大に向け、コンシューマー系ゲーム開発会社との共同事業による新規タイトルの開発にも引き続き取り組んでいる一方で、『アリスフィクション』を中心に既存タイトルの運営体制の見直しや最適化を進めることで外注費などの運営費削減に取り組んだほか、全社的に費用削減に取り組んだ。
■通期予想は引き続き非開示
2022年8月期通期の連結業績予想は非開示。現時点で会社全体での合理的かつ信頼性のある業績予想の策定および公表が困難であるため、としている。
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199