CRI・ミドルウェア、メタバース標準化支援団体「Metaverse Standards Forum」に加盟 音声・映像の技術で業界に貢献したい
CRI・ミドルウェア<3698>は、メタバース関連の国内外の主要企業が参画しているメタバース標準化支援団体「Metaverse Standards Forum」に加盟したことを発表した。本団体の加盟により、メタバースの標準規格に関する最新の動向をとらえ、創業以来培ってきた音声・映像の技術でメタバース業界に貢献したい、としている。
同団体はメタバースの主要な標準化団体と企業が協力し、オープンで包括的なメタバースに必要不可欠な相互運用性の標準開発を促進するフォーラム。多数の3DCGに関わる業界標準化を主導してきたアメリカのクロノスグループがホストを務めており、業界をリードする国内外の主要メタバース関連企業が参画している。
■メタバース空間で「そこにいる実在感」に貢献する「CRI TeleXus」
「CRI TeleXus」は、高機能ボイスチャットなどさまざまな機能でオンラインコミュニケーションを拡張・強化するミドルウェア。多数のユーザーがオンライン上の同じ空間で交流するメタバースなどの仮想空間において、空間オーディオや話者分離等の音声技術で、実在感のあるコミュニケーションを実現する。
■「CRI TeleXus」の主な特長
➀空間オーディオボイスチャット
前後左右様々な方向から話しかけられる感覚を再現し、仮想空間であっても実在感のある会話を実現する。
➁大規模コミュニケーション
数千人規模の仮想空間でのボイスチャットに対応しており、メタバース空間やゲームなどのオンラインコミュニケーションを盛り上げる。
➂メタバースでウォッチパーティーなどを実現する動画配信機能(予定)
「CRI TeleXus」は継続して機能強化に取り組んでいる。今後もAI通訳やメタバースなどでウォッチパーティーが可能な動画配信機能など、様々な機能を実装予定。
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698