【ゲーム株概況(4/18)】「モンハン」のリアルワールドゲーム発表のカプコンが後場急騰 ブロッコリーはTOB価格へのサヤ寄せ続く セガサミーHDは続落
4月18日の東京株式市場では、日経平均は8日続伸し、前日比144.05円高の2万8658.83円と年初来高値を更新して取引を終えた。4月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回ったことで米国景気の減速懸念が和らいだことで、国内も市場心理が改善した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ブロッコリー<2706>がハピネット<7552>による公開買付のTOB価格1500円に迫る1498円まで買われるなど大幅続伸した。
また、カプコン<9697>が後場に入って急騰した。カプコンは、Nianticと「モンスターハンター」のリアルワールドゲーム『Monster Hunter Now』を9月に配信すると発表したことが株価の刺激材料となったもよう。
ほか、enish<3667>やアピリッツ<4174>などが買われ、カバー<5253>とANYCOLOR<5032>も強さを見せた。
大和証券が目標株価は7500円から6300円に引き下げたものの、同社の投資判断「1」を継続した任天堂<7974>は反発した。
半面、coly<4175>やAiming<3911>が売られ、壽屋(コトブキヤ)<7809>は9日ぶりに反落した。
前日はストップ高まで買われていたサイバーステップ<3810>は、利益確定の売り物に押されて反落した。
フィンランドのRovio Entertainmentの買収が正式発表されたセガサミーHD<6460>は、買収による負担への警戒感から続落となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974