【ゲーム株概況(4/20)】岩井コスモが新規「A」のIGポートが年初来高値更新 自社株消却のタカラトミーも反発

4月19日の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前日比52円07銭安の2万8606円76銭でこの日の取引を終えた。前日まで8連騰していたこともあり、利益確定の売りが優勢となった。決算シーズン前ということもあり、手控えムードが強く、上値の重い展開となった。

こうしたなか、ゲーム関連の銘柄を見ていくと、IGポート<3791>が年初来高値を更新した。岩井コスモ証券が同社の投資判断を新規「A」、目標株価4000円でカバレッジを開始したことが株価の刺激材料となったようだ。

タカラトミー<7867>が反発。前日、37万4200株の自己株式の消却を4月28日付で実施することを発表したことが材料視された。

ユークス<4334>や円谷フィールズホールディングス<2767>、ドリコム<3793>、セガサミーホールディングス<6460>などが買われた。

他方、ワンダープラネット<4199>が反落。2023年8月期 2月中間決算を受けて下落した後、自律反発狙いの買いが入ったものの、再び下落。下値模索の動きとなっている。ANYCOLOR<5032>やモイ<5031>、gumi<3903>もさえない。