【ゲーム株概況(4/26)】1Q決算が大幅増益のモバイルファクトリーが反発 業績予想を増額の東映アニメは朝高後に伸び悩む コーテクHDは3日続伸

4月26日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比203.60円安の2万8416.47円で取引を終えた。米国で地域銀行からの大規模な預金流出が明らかとなり、銀行の経営不安が再燃して米国市場が下落した流れが国内市場にも波及した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モバイルファクトリー<3912>が反発し、900円台を回復してきた。モバイルファクトリーは、前日25日に発表した第1四半期決算が大幅な増益での着地となったことが市場の評価材料となっているようだ。

また、コーエーテクモHD<3635>が商いを伴って3日続伸し、サイバーステップ<3810>は4日ぶりに反発した。

ほか、ユークス<4334>が3日続伸となり、ブシロード<7803>もしっかり。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「ニュートラル」を継続し、目標株価を4020円から6450円に引き上げたサンリオ<8136>は反発した。

半面、2023年3月期通期の業績予想の上方修正を発表した東映アニメーション<4816>は、朝高後に伸び悩み、マイナス圏に沈んだ。

東京通信グループ<7359>やケイブ<3760>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>の下げもきつい。

大引け後に第2四半期決算の発表を予定していたサイバーエージェント<4751>は、発表内容への警戒感から小反落した。

株式会社モバイルファクトリー
http://www.mobilefactory.jp/

会社情報

会社名
株式会社モバイルファクトリー
設立
2001年10月
代表者
代表取締役 宮嶌 裕二
決算期
12月
直近業績
売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3912
企業データを見る
株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
企業データを見る
東映アニメーション株式会社
http://corp.toei-anim.co.jp/

会社情報

会社名
東映アニメーション株式会社
設立
1948年1月
代表者
代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
決算期
3月
直近業績
売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4816
企業データを見る