【ゲーム株概況(4/27)】決算発表のサイバーエージェントが続落 セガサミーと提携のパピレスが一時S高 分割発表の東京通信Gは7日続落
4月27日の東京株式市場は小反発。前日比で41円21銭高の2万8457円68銭でこの日の取引を終えた。前日の米国株式市場が金融不安や景気悪化が懸念から下落した流れを受けて、この日は朝方は売り先行で始まった。決算発表シーズンで決算内容から個別物色を行う動きが目立ち、引けにかけてプラスに転じた。
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、サイバーエージェント<4751>が続落。直近は「ABEMA」や『ウマ娘 プリティーダービー』が好調とするレポートが出るなど、決算期待で買われれた経緯もあって、目先材料出尽くしとなったもようだ。朝方は買われたが、売り買い一巡後は利益確定の売りに押された。
パピレス<3641>が一時ストップ高まで買われた。前場引け後にセガサミーホールディングス<6460>と資本業務提携を行うことや、両社で合弁会社を設立することを発表したことが株価の刺激材料となったようだ。セガサミーも後場一段高。
このほか、東京通信グループ<7359>が7日続落。1対2株の株式分割を行うと発表したことや、ベトナムを拠点としてスマートフォンアプリの企画・開発を行うSeesaa Vietnamを買収すると発表したことで朝方は買われたものの、戻り待ちの売りに押されたもようだ。
■ゲーム関連株一覧
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460
会社情報
- 会社名
- 株式会社パピレス
- 設立
- 1995年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松井 康子
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3641
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359