ソニーG、「クランチロール」有料会員1070万人突破と明かす 買収時から倍増、利益貢献 日本アニメ人気を背景に新興市場拡大、映画配給やグッズ販売も奏功
ソニーグループ<6758>の十時 裕樹社長(写真)は、「クランチロール」の有料会員数が2023年3月末に1070万人を突破したことを明らかにし、「メディアネットワーク売上全体に占める割合は大きく増加し、買収に伴う償却費を含めても利益貢献をしている」とコメントした。
「クランチロール」は、Sony Pictures Entertainmentが21年8月、11億7500万ドルで買収した。21年8月時点の有料会員は500万人だったが、「ファニメーション」との統合効果も含めて、日本アニメのグローバル市場での拡大を背景に大きく成長した。
同社によると、成長ポテンシャルが高い新興市場での事業拡大に加えて、アニメ映画作品の海外配給やグッズ販売など、多面的なビジネスも強化しているとのこと。
さらに、今年3月に日本で開催した「クランチロール・アニメアワード2023」でh、200以上の国と地域のアニメファンから、約1800万もの投票が集まるなど盛り上がりを見せたという。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- Crunchyroll(クランチロール)