WEMAD、米Microsoftとコンシューマーゲームリリースを含む様々な協力方針を協議中であることを明らかに

  • WEMADEは、本日(5月8日)、米Microsoftとコンシューマーゲームリリースを含む様々な協力方針について協議中であることを発表した。

    同社は、昨年11月、Microsoftから戦略的投資を誘致し、約21億円の資金を調達した。Microsoftが2022年に投資した唯一のアジュールゲーム企業がWEMADEとなり、投資から6ヵ月間、両社は多方面でパートナーシップ強化に向けた協議を行っている。

    WEMADEの子会社「This Means War」にて開発中の新作タイトル『This Means War(仮)』は、実際の地形を反映した国家基盤シミュレーションが可能なウォーバース(Warverse)ゲーム。 WEMADEとしてはPC、スマホだけでなく初めてコンシューマープラットフォームに対応し、Microsoftのゲームプラットフォームでもプレイできるよう協議している。

    一方、Microsoftはコスト削減と生産性の最大化を実現できるAI分野に積極的に乗り出している。特にクラウドプラットフォームのアジュール(Azure)はAI技術と結合したマシンラーニング(機械学習)を通じてゲーム開発者の効率的な業務を支援し、関連技術がますます高度化している。

    現在、WEMADEはMicrosoftのアジュールを通じて、約170ヵ国にグローバルゲームをサービスしている。2021年8月にリリースした『MIR4 Global』が人気を博し、2022年にはWEMADEのアジュールクラウドトラフィックは前年より大きく増加した。今年1月にリリースした『ミルM Global』のサービスも順調で、アジュールのグローバルトラフィックの増加傾向が続いている。

    4月27日に韓国でリリースした大型MMORPG『Night Crows』もアジュールを使用している。『Night Crows』はリリース後に爆発的な人気を博し、GoogleとAppleの両マーケットで1位を記録、連日サーバーを増設するなど2023年のNo.1の期待作として注目が集まっている。『Night Crows』はブロックチェーン技術を実装し、今年下半期にはBCGプラットフォーム「WEMIX PLAY」にてグローバルリリースする予定だ。

    両社はパートナーシップを通じ、引き続きシナジー効果を創出できる持続可能な協力分野を増加させていくとしている。

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