カプコン、映像作品を通じてゲーム無関心層にブランド浸透とゲーム拡販を狙う 『ストリートファイター』実写映画とTVシリーズを制作中

カプコン<9697>は、2023年3月期の決算説明会にいて、CG長編映画『バイオハザード:デスアイランド』を7月7日に劇場公開する予定だが、今後は映像作品を通じてこれまでゲームに関心のなかった層にカプコンブランドを浸透させ、ゲームコンテンツの販売拡大につなげていく考えを示した。eスポーツの振興や各種スポーツへの協賛とともに、カプコンブランドを世界に浸透させていくための有力な手段となりそうだ。

映像作品市場では、動画配信サービスの浸透・拡大により、作品のヒット機会が拡大しているという。同社では、これをチャンスと捉え、カプコンピクチャーズを通じて自社映像制作に注力する。同社は今年4月、Legendary Entertainmentと『ストリートファイター』の実写映画とTVシリーズを共同制作することを発表している。

 

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株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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