【ゲーム株概況(6/7)】カヤックと共同で新サービス開始のウェルプレイド・ライゼストが大幅続伸 子会社のブロックチェーンゲームが好推移のクルーズは4日続伸
6月7日の東京株式市場では、日経平均は5日ぶりに反落し、前日比593.04円安の3万1913.74円で取引を終えた。朝方は買いが先行したものの、次第に利益確定の売り物に押されて値を崩した。日銀の植田和男総裁のETF(上場投資信託)の処分についての発言も市場の心理を冷やした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>が商いを伴って大幅続伸し、一気に3000円大台を回復してきた。同社は、親会社のカヤック<3904>と共同で、全国の拠点からでも参加可能な社内レクリエーションサービスとなる新サービス「eeeレク!」の提供を開始したと発表したことが新たな株価の刺激材料となったようだ。
また、オルトプラス<3672>やブシロード<7803>、東京通信グループ<7359>なども買われた。
円谷フィールズHD<2767>は反発して、終値ベースで5月22日以来の2500円台を回復した。
子会社CROOZ Blockchain Labの開発する『PROJECT XENO』がApp Store売上ランキングで上昇中のクルーズ<2138>は4日続伸した。
半面、カプコン<9697>は6日ぶりに反落し、コナミグループ<9766>などもさえない。
アクセルマーク<3624>は続落し、アルファポリス<9467>やIGポート<3791>も売られた。
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138
会社情報
- 会社名
- GLOE株式会社
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役 谷田 優也/代表取締役 古澤 明仁
- 決算期
- 10月
- 直近業績
- 売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9565