coly、第1四半期(2～4月)決算は売上高23％減、4億円の営業赤字を計上　運営中ゲームの売上が伸び悩む　新規施策・新規事業への先行投資も

coly<4175>は、6月13日、2024年1月期の第1四半期（2～4月）の決算（非連結）を発表、運営中ゲームの売上の伸び悩みにより減収となった。

また、新規施策・新規事業への先行投資をすすめたことにより、人件費が前年同期比で増加したことで赤字幅が拡大した。

売上高8億6300万円（前年同期比23.6％減）
営業損益4億円の赤字（前年同期7800万円の赤字）
経常損益3億9900万円の赤字（同7800万円の赤字）
最終損益4億円の赤字（同4900万円の赤字）

モバイルオンラインゲームについては、運営中タイトルが伸び悩むなか、今一度ユーザーファーストの視点に立ち返り、IPとしての信用獲得に注力した。3月には『ドラッグ王子とマトリ姫』のNintendo Switch版を発売、４月には『スタンドマイヒーローズ』の大型リニューアルを実施し、新規タイトル『永久少年Side Project-トワイライトなスピカ-』をリリースした。一方で当期および来期以降にリリース予定のゲームタイトルの開発を進めた。

メディアについては、2023年4月に自社運営飲食店「coly cafe!池袋PARCO店」をオープンし、自社IPとのコラボレーションの準備をすすめたほか、リアルイベントの準備など、第2四半期以降の収益のための布石を打った。

■今期業績予想は引き続き非開示
2024年1月期通期の業績予想は、合理的かつ信頼性のある業績予想の提示が困難なため、引き続き非開示としている。