「すとぷり」運営会社のSTPRと、「ツイキャス」運営のモイ<5031>は、この日(6月14日)、資本業務提携を行うことを明らかにした。STPRがモイの普通株式として、発行済株式数に対する0.85%に相当する11万8800株をモイ社長の赤松洋介氏より取得する。「ツイキャス」を使った協業もこれまで以上に推進したい、としている。
両社は、会社創業前となる「すとぷり」がグループ結成当初から「ツイキャス」でライブ配信を開始したことを始まりとして、同社創業後の現在においても、「すとぷり」や「Knight A - 騎士A -」といったSTPRがプロデュース&サポートするクリエイターが「ツイキャス」でライブ配信を行っている。
これ以外にもユーザー参加型キャンペーン「ふるふるふるーつキャンペーン」でのコラボレーションや、ツイキャス内におけるサブスク型配信者応援サービス「メンバーシップ』の専用アプリ「メンバーシップSTAR」のプロデュース協力といった協業実績もある。
両社の協業は、事業領域を相互に補完するものであり、双方にとってメリットがあると考えており、両社のシナジーをこれまで以上に強化することが、両社が目指す共通の世界観の実現を加速させると判断し、今回の決定に至った、としている。
業務提携の内容は以下のとおり。
①「ツイキャス」のサブスク型配信者応援サービス「メンバーシップ」のプロデュース・プロモーション
モイでは、配信者・リスナーの双方が、より密なコミュニケーションを通して、楽しさ、うれしさ等を実感できる「メンバーシップ」の新機能の企画・開発を推進している。
STPRがこれらの企画に対し、メンバーシップを利用するクリエイターやユーザー目線の提案を行うことで、クリエイターやユーザーにとってこれまで以上に付加価値の高い機能の実現が可能と考えている。
②「ツイキャス」のユーザー参加型キャンペーンのプロデュース・プロモーション
モイが予定している2023年夏以降のユーザー参加型キャンペーンにおいて、STPRがプロデュース&サポートするクリエイターとのコラボレーションを予定している。
以降のキャンペーン企画においても、モイとの協業を通して、クリエイターやユーザー双方に喜んでもらえる取り組みを行っていく、としている。
会社情報
- 会社名
- モイ株式会社
- 設立
- 2012年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 赤松 洋介
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高64億3300万円、営業利益1億4200万円、経常利益1億5600万円、最終利益1億9400万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5031