新清士氏率いるAI Frog Interactive、シードラウンドの資金調達 monoAI technologyも出資 AI技術を積極活用してインディーズゲーム開発

AI Frog Interactiveは、この日(6月21日)、J-KISS型新株予約権の発行により、シードラウンドの資金調達を完了したことを発表した。AI Frog Interactiveは、この資金を通じて、2024年に全世界に向けて発売予定のオリジナルゲームのコード名「Project Genesis」の開発を進めていく。

AI Frog Interactiveは、生成AIなどの最新のAI技術を積極的に活用することで、少人数でありながらもゲーム業界での経験値が高いスタッフにより構成したチームにより、効率よく高品質なオリジナルゲームの開発を実現するインディーズゲーム開発スタジオ。

開発中のオリジナルゲーム「Project Genesis」は、「Unreal Engine 5」を使用し、将来的な柔軟な拡張を想定しつつ、開発を進めているという。そして「生成AIに代表されるAI技術」を、効率的かつ実践的に応用するための技術開発も進めているとのこと。

 

資金調達概要

■目的
事業基盤の発展のための組織強化。プロダクト開発や研究のための基盤強化。採用・組織体制の強化。

■調達方法
J-KISS型新株予約権

■主な引受先
堀誠一氏(バリーンスタジオ 代表取締役)
XVC有限責任事業組合
monoAI technology

 

代表取締役CEO 新清士氏より コメント 

ビデオゲーム市場は今後5年間で、全世界で150%の成長が予測されるなど、まだまだ大きな可能性を秘めています。全世界に容易に販売できるような環境が整い、基盤技術のゲームエンジンの利用コストも安価になりました。さらに、生成AIの登場は、マイクロゲームスタジオと呼ばれる小さなチームであっても、優れたゲームを開発できる可能性を大きく広げています。その可能性に魅入られて、新しいゲーム開発スタジオを立ち上げました。今回、その趣旨に賛同いただいた出資者の皆様には感謝の念が絶えません。
AI Frog Interactiveは、この機会を最大限に活かし、全世界のユーザーの方に楽しんで頂けるゲームの開発と発売に向けて、着実に進めて行きます。

 

投資家からのコメント

■堀誠一氏(株式会社バリーンスタジオ 代表取締役)
新清士さんを筆頭とする旧交ある皆さんが情熱と知見を持ってインディ市場に挑戦される事を伺い、その想いと可能性に共感を感じ投資参画をさせていただきました。コンテンツ制作と共にAI Utilizationの分野は私が代表を務めるBALEEN STUDIOに於いても注力している分野であり、その活用の未来に向けて共に学ばせていただきたいと思っています!

■若山泰親氏(XVC ファウンダー/パートナー)
生成AIの急速な進化がゲーム開発フローを大きく変えようとしている時機を捉えて当初から世界市場への展開を見据えたインディーズゲームスタジオを立ち上げようとする野心的な事業構想と、新清士さんを中心とするコアメンバーの志と経験値に大きな可能性を感じ、投資を実行させていただきました。
世界中の人々を夢中にさせる体験を生み出し続ける、日本発のゲームスタジオの成長に期待しています!

■本城嘉太郎氏(monoAI technology株式会社 代表取締役社長)
AI Frog Interactiveが扱うChatGPTや、StableDiffusionに代表される生成系AIは、メタバース市場の発展に資する技術として、重要な役割を果たすものと考えております。
この度の出資により、AI技術を用いて高品質なコンテンツ制作のワークフロー改善に期待するとともに、AIに強みを持つ貴社と連携しジェネレーティブAIの利活用を研究してまいります。

monoAI technology株式会社
http://monobit.co.jp/

会社情報

会社名
monoAI technology株式会社
設立
2013年1月
代表者
代表取締役社長 本城 嘉太郎
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
5240
企業データを見る
AI Frog Interactive

会社情報

会社名
AI Frog Interactive
設立
2023年1月
代表者
新清士
企業データを見る