エイベックス・ピクチャーズが事業再編の一環として中間持株会社に 「アニメーションレーベルズ」と「フィルムレーベルズ」設立、アニメ・映像事業を移管
エイベックス<7860>は、この日(6月23日)、グループの組織再編を行うことを明らかにした。これまでは持株会社であるエイベックスが各事業会社を直接、統括していたが、今後はエイベックス・エンタテインメントとエイベックス・ピクチャーズを中間持株会社を置き、音楽事業と映像事業をそれぞれ統括する。中間持株会社は現在、事業を展開しているが、新設会社に移管する。
同社では、今回のグループ再編について、権限の委譲及び事業責任を明確化することで、さらなる競争力の強化と成長戦略の実現を図る、としている。
映像関係を中心に見ていくと、エイベックス・ピクチャーズの100%子会社として、新しく「株式会社エイベックス・アニメーションレーベルズ」と「株式会社エイベックス・フィルムレーベルズ」を8月1日付で設立する。エイベックス・ピクチャーズの事業内容は、アニメ・映像事業に係る子会社の経営管理・事業支援となる。
まず、エイベックス・アニメーションレーベルズは、エイベックス・ピクチャーズより、アニメコンテンツの企画・制作・販売、アーティストのマネジメント等を引き継ぐ。代表には大山 良氏が就任する。
また、エイベックス・フィルムレーベルズは、エイベックス・ピクチャーズより、映像コンテンツの企画・制作・販売、映画配給等を引き継ぐ。代表には、前野 展啓氏が就任する。
エイベックス・ピクチャーズの傘下には、flagshiplineやアニメタイムズ社、aNCHORが既存事業会社として連ねている。
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1333億8700万円、営業利益16億3300万円、経常利益15億0600万円、最終利益9億8700万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860
会社情報
- 会社名
- エイベックス・ピクチャーズ株式会社
- 設立
- 2014年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 寺島 ヨシキ/代表取締役副社長 勝股 英夫
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 非公開
- 上場区分
- 未上場