ビーグリー、プライム市場の上場維持基準への適合状況を発表…「流通株式時価総額」が未達の状況が続く スタンダード市場への選択申請を実施

  • ビーグリー<3981>は、6月28日、プライム市場の上場維持基準への適合に向けた計画に基づく進捗状況を公表するとともに、10月20日を移行日としたスタンダード市場への選択申請を実施したことを発表した。

    ・プライム市場の上場維持基準への適合状況の推移及び計画期間
    同社の直近基準日(2022年12月末)時点におけるプライム市場の上場維持基準への適合状況は、「流通株式時価総額」が45.4億円とプライム市場の上場維持基準100億円に対して未達となっている。なお、2021年6月末時点では流通株式時価総額は61.3億円だった。

    ・スタンダード市場の選択
    同社は、直近基準日時点で流通株式時価総額がプライム市場の上場基準に適合していない。今般の東京証券取引所の規則改正で上場維持基準に抵触した後の経過措置の取り扱いが明確化されたことによって、今後も継続してプライム市場の上場を維持した場合に、上場廃止となるリスクが懸念されることから、株主が継続して同社株式を保有・売買できる環境を確保することが重要と判断し、スタンダード市場の選択申請を行うこととした。

    なお、スタンダード市場への移行後においても、「新中期経営計画」推進による業績向上を着実に進めるとともに、株主還元施策に取り組んでいく。また、株主・投資家との積極的な対話やIR活動を継続して行い、持続的な成長と企業価値の向上に努めていく。

    ・スタンダード市場の上場維持基準への適合状況
    直近基準日時点におけるスタンダード市場の上場維持基準への適合状況は、すべての上場維持基準に適合している。

    今後、上場維持基準の各項目の判定基準日時点において、同市場の上場維持基準のすべてに適合している場合には、「スタンダード市場の上場維持基準への適合に向けた計画」を開示しない。

株式会社ビーグリー
https://www.beaglee.com/

会社情報

会社名
株式会社ビーグリー
設立
2004年10月
代表者
代表取締役社長 吉田 仁平
決算期
12月
直近業績
売上高190億8000万円、営業利益14億9600万円、経常利益14億4000万円、最終利益6億8900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3981
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