【ゲーム株概況(6/30)】好材料が相次いだHEROZが上げ幅を拡大して3日続伸 子会社U-NEXTがTBSHDと提携のUSEN-NEXT HDは反発
6月30日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比45.10円安の3万3189.04円で取引を終えた。機関投資家の資金再配分(リバランス)による売りで需給が悪化をにらんだ売り物に押され、一時は下げ幅300円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、HEROZ<4382>が上げ幅を拡大して3日続伸した。HEROZは、同社とDEAが共同で開発を進める本格NFTトレーディングカードゲーム『神櫓-KAMIYAGURA-』にDMMグループのDM2C Studioが共同パートナーとして参画することを発表したことに加え、ポケモンと共同で特許を登録していたことも株価の刺激材料となったようだ。
また、ギークス<4060>やコムシード<3739>、Aiming<3911>などがしっかり。
周辺株では、子会社U-NEXTがTBSHD<9401>と第三者割当による新株の発行を含む資本業務提携を締結することを発表したUSEN-NEXT HD<9418>が反発した。
半面、enish<3667>が続落し、終値で3月14日以来の400円台割れとなった。
ほか、壽屋(コトブキヤ)<7809>や東京通信グループ<7359>、ボルテージ<3639>などが売られた。
みずほ証券が投資判断「中立」を継続し、目標株価を3100円から3550円に引き上げたバンダイナムコHD<7832>は小幅続落した。
会社情報
- 会社名
- HEROZ株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高48億4100万円、営業利益4億5100万円、経常利益3億6800万円、最終損益:11億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4382
会社情報
- 会社名
- 株式会社U-NEXT HOLDINGS
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 宇野 康秀
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9418