【決算カレンダー】2023年3～5月決算発表のピークは来週14日　でらげー買収で業容様変わりのケイブの通期業績に関心　トーセは旺盛な開発依頼が追い風に

ゲーム・ネット関連企業の2023年3月～5月決算の発表が今週から来週にかけて発表される。発表の集中日は来週14日でブロッコリー<2706>やIGポート<3791>、エディア<3935>、ワンダープラネット<4199>などが発表を予定している。

12日に本決算発表を予定しているケイブ<3760>は、4月に発表した第3四半期決算では12～2月の期間の売上高が前年同期比552％増となるなど、でらゲーの子会社化の影響もあって売り上げ規模が様変わりした。この影響は第4四半期期間も同様に続く見通しであり、2023年5月期通期の業績も大きく様変わりしてくることが予想される。

また、次の1年でどのような成長ビジョンを描いていくのかも注目され、「東方Project」公認二次創作タイトルの開発進捗状況などもじっくりと見極めたい。

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本日6日に第3四半期決算の発表を予定しているトーセ<4728>は、主力のゲームソフトの開発依頼が旺盛なことを背景に4月に発表した第2四半期決算では2ケタ超の大幅な増収増益を達成した。

なお、先月6月には、スクウェア･エニックスが12月1日に発売予定であることを発表したNintendo Switch向けゲームソフト『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』の開発を同社が担当していることを明らかにしており、引き続き開発依頼が旺盛な状況が続いているもようだ。下期も上期同様の好調な業績推移となっているのかどうか注目される。

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