JVCケンウッドは、7月10日より、VTuber(バーチャルYouTuber)などの配信者が、ファン(視聴者)のアバターを配信画面に表示して配信を盛り上げるとともに、アバター用のデジタルグッズを制作・販売できる、マルチプラットフォームアバターサービス「FAN MASCOT」(ファンマスコット)の提供を開始する。
「FAN MASCOT」は、配信者が自身のファン登録を行ったユーザーのアバター「マスコット」たちを配信画面に並べて表示してライブ配信をぎやかに盛り上げ、ファンユーザーとの一体感を高めることができるサービス。また配信者は、マスコットに装着できるデジタルグッズ(マスコットパーツ)を制作し、ファンユーザーに販売して売上金の一部を収益として得られる。
マルチプラットフォームに対応し、マスコット表示やマスコットパーツ販売の手続きが簡単な上、基本利用料も無料のため、配信者が気軽に利用できるという。
<本サービスの特長>
1.動画の配信画面を盛り上げるマスコットの表示が可能
「FAN MASCOT」では、VTuberやVライバー、YouTuberなどの配信者が、配信画面にファンユーザーのマスコットをたくさん表示して、ライブ配信を盛り上げることができる。マスコットの表示は、「OBS Studio」※などの配信アプリケーションのブラウザをソースとして追加し、URL欄に配信者専用のURLを設定するだけ。また、マスコットの配置は、縦位置や横位置、表示数の変更やマスコットの拡大・縮小など配信画面に合わせてカスタマイズできる。
※OBS Studio:Open Broadcaster Softwareの略。PCでライブ配信する際に使用する無料ソフト。
2.配信者はマスコット用のデジタルグッズを制作・販売し、収益を得ることが可能
配信者は、マスコットに装着できるデジタルグッズ(マスコットパーツ)を自らデザインし、ファンユーザーに販売することができる。マスコットパーツの販売による売上金の一部(78%)は、収益として受け取ることができる。マスコットパーツの販売登録は、専用のUIを用意しており、手続きも簡単。
3.配信者ごとにマスコット表示の専用URLを割り当て
マスコットを表示するURLは、配信者ごとに専用に割り当てられる。ファンユーザーのマスコットも配信者ごとに設定されるため、配信画面には配信者が制作・販売したグッズを装着したマスコットだけが表示される。
4.マルチプラットフォームで利用が可能
「FAN MASCOT」は、YouTubeやTwitchなど「OBS Studio」※に対応している多くの動画プラットフォームで使用できる。さらに、複数の動画プラットフォームにまたがって利用することもできる。
5.配信者も、ファンユーザーも無料で利用が可能
「FAN MASCOT」は、配信者も、さらにファンユーザーも基本利用料は無料のため、気軽に利用を開始できる。
【関連URL】
・FAN MASCOT 同社公式サイト
https://fanmascot.net
・FAN MASCOT 同社公式Twitter
https://twitter.com/fanmascot_JP