東宝、24年2月期の通期業績予想を上方修正 劇場版「名探偵コナン」「スーパーマリオ」の大ヒットが貢献 TOHO animation作品の各種事業展開も好調

  • 東宝<9602>は、7月13日、4月に発表した2024年2月期の通期業績予想の修正を発表、主力の映画事業において「名探偵コナン 黒鉄の魚影」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」などが大ヒットしたことなどで売上高・利益ともに従来予想を上回る見通しとなった。

    営業収入2530億円→2600億円(増減率2.8%増)
    営業利益400億円→450億円(同12.5%増)
    経常利益430億円→480億円(同11.6%増)
    最終利益280億円→310億円(同10.7%増)

    主力の映画事業において「名探偵コナン 黒鉄の魚影」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」などの大ヒットに加え、TOHO animation作品の各種事業展開が好調だったほか、演劇事業、不動産事業も堅調に推移した。

    なお、通期業績予想の修正に伴い、「年間40円の配当をベースに配当性向30%以上」という同社の配当方針に基づき、1株当たりの期末配当金を前回予想より20円増額し、40円に修正した。この結果、1株当たりの年間配当金は60円(前期実績60円)となる予定だ。

東宝株式会社
https://www.toho.co.jp/

会社情報

会社名
東宝株式会社
設立
1932年8月
代表者
代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
決算期
2月
直近業績
営業収入2833億4700万円、営業利益592億5100万円、経常利益630億2400万円、最終利益452億8300万円(2024年2月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9602
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