2023年7月8日～14日のGoogle Play売上ランキング振り返り…『FGO』の連続首位は17日でストップ、止めたのは「鬼滅の刃」コラボを行ったあのゲーム

2023年7月8日～14日のGoogle Playセールスランキングを振り返っていこう。首位争いの状況から見ていくと、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order(FGO)』が7月13日まで首位をキープしたが、7月14日に『モンスターストライク』に首位を奪還された。『FGO』は17日連続の首位キープを達成した。『ドラゴンクエストウォーク』も首位を狙ったものの、一歩及ばなかったようだ。

『モンスターストライク』では、テレビアニメ「鬼滅の刃」とのコラボ第3弾を7月14日12:00より開催している。「時透無一郎」「甘露寺蜜璃」「竈門炭治郎&竈門禰󠄀豆子」をはじめ、「神崎アオイ」「不死川玄弥」が期間限定のガチャに登場するとのこと。

平日の状況は以下のとおり(朝時点の記事となるため、上記の集計と異なる場合がある)。

■7月10日

7月10日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

続く2位には、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストウォーク』が浮上してきた。『DQウォーク』は、7月6日より、「ドラゴンクエストVIイベント」の第7章を開始するとともに、新スキル「しゃくねつ」を習得できる★5「幻魔王のツメ」が登場した「デスタムーア装備ふくびき」を実施していることが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、Level Infiniteの『勝利の女神:NIKKE』が5位に上昇してきた。『NIKKE』は、7月6日のメンテナンス終了後より、新たなSSRキャラクターである「ネロ」が期間限定の特殊募集に登場していることが今回の順位上昇につながったもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、ZlongGamesの『アルケランド』や、Kakao Gamesの『オーディン：ヴァルハラ・ライジング』などがトップ30に復帰した。

■11日

7月11日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、トップ30圏内に動きがなく、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。

トップ30圏外では、ディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>とバンダイナムコフィルムワークスの『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』が36位まで浮上してきている。『タクトオーパス』は、無料ランキングでも4位に位置するなど引き続きユーザーのすそ野を広げているもようで、このままトップ30入りを狙う形となる可能性もありそうだ。

出所：Sensor Tower

また、無料ランキングでは、Com2uS Japanが7月5日に正式サービスを開始した新作モバイル野球ゲーム『MLB 9イニングス RIVALS』が2位に付けている。本作は、Com2uSの20年余りの野球ゲーム製作ノウハウと技術力をベースに開発した野球ゲームタイトル。MLB30球団の全ての球場および選手を躍動感あふれるグラフィックと多彩なコンテンツで再現している。直近は新作の活躍が目立っているが、本作も同様に人気を集めていくのか注目される。

■12日

7月12日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

トップ10圏内では、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が前日の9位から4位に上昇してきた。『ウマ娘』は、7月10日12時より、新たな育成ウマ娘「カツラギエース」が登場した「ピックアップ プリティーダービーガチャ」を開始していることなどが今回の順位上昇に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、コーエーテクモゲームスの『信長の野望 覇道』が30位とトップ30圏内に復帰してきた。『信長の野望 覇道』は、立花道雪と高橋紹運が新登場した「限定登用・半周年」を開催中であることなどが足元の売上に貢献しているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、YottaGamesの『マフィア・シティ』がトップ30に復帰した。

■13日

7月13日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。

『FGO』は、7月12日18時より、期間限定サーヴァント「★5 (SSR)ミス・クレーン」などをピックアップした「ミスティックアイズ・シンフォニーピックアップ4召喚」を実施しており、引き続き好調な推移が続くことが予想されるところ。

出所：Sensor Tower

ランキングの動きで目立ったのは、前日の19位から11位に上昇してきたコナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』だ。『プロスピA』は、7月10日より、2022 Series2「侍ジャパン」第1弾が期間限定で復刻する「再臨！JAPANセレクション第1弾」を開催していることなどが今回の順位上昇につながったようだ。

出所：Sensor Tower

ほか、任天堂<7974>とDeNA<2432>の『ファイアーエムブレム ヒーローズ』や、Aiming<3911>とKADOKAWA<9468>の『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』がトップ30に復帰した。

■14日

7月14日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の16位から12位に浮上したYostarの『ブルーアーカイブ』だ。『ブルーアーカイブ』は、7月12日11時より、復刻ピックアップ募集「吹き抜ける風の在り処」と復刻ピックアップ募集「花散らす仮面舞踏会」を開催していることが売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、Aiming<3911>とKADOKAWA<9468>の『陰の実力者になりたくて！マスターオブガーデン』が前日の30位から26位に上昇してきた。『カゲマス』は、7月13日より、期間限定イベント「真夏のトライアングルサマー」を開催するとともに、新キャラクター「[波打ち際の誘惑]ベータ」のピックアップガチャを実施していることが今回の順位上昇につながっているもようだ。

出所：Sensor Tower

ほか、DeNA<2432>とバンダイナムコフィルムワークスｍｐ『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』が31位といよいよトップ30入り目前に迫った。