ドリコム、『Wizardry Variants Daphne』のユーザーテストを23年秋に再度実施 良好な結果であればリリース 24年3月期中のリリース予定に変更なし
ドリコム<3793>の内藤裕紀社長は、この日(7月27日)開催した第1四半期の決算説明会で、新作スマホゲーム『Wizardry Variants Daphne』について、2023年秋にも2回目のユーザーテストを行うことを明らかにした。下方修正の要因にもなったように追加開発も行うため、想定より延期はするが、2024年3月期中にリリースする予定に変更はないという。
同社では、同タイトルに限らず、新作タイトルはユーザーテストを行って良好な結果が得られることを条件としてリリースしていく考え。また製作委員会とまではいかないだろうが、共同出資タイトルも増やすことで収益やリスクの分散化も図っていくことも明かした。
昨今のスマホゲーム市場の縮小に加え、ネット広告におけるプライバシー規制の影響などもあり、ユーザー獲得が難しくなるなか、インストール単価(CPI)が上昇しており、IPタイトルや一定のコミュニティの形成された新作以外でヒットさせることが難しくなりつつある。マーケティングプランについても見直しているという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793