【ゲーム株概況(7/31)】新規VTuberプロジェクトを発足のサンリオが高値更新 上場2日目のGENDAは一時連日のS高 ドリコムは大幅続落
7月31日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比412.99円高の3万3172.22円で取引を終えた。前週末の米国市場高に加え、為替が円安方向に振れたこともあり、上げ幅は一時600円超に達する場面があった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サンリオ<8136>が大幅反発し、年初来高値を更新した。サンリオは、ClaN Entertainmentと共同で、クリエイターとファンを繋ぐ新たな事業の⼀つとして、新規VTuberプロジェクトを発⾜したと発表したことが株価の刺激材料となったもようだ。
また、カプコン<9697>が大幅反発し、セガサミーHD<6460>とコナミグループ<9766>が年初来高値を更新するなど大手ゲーム株が総じて買われた。
前週末に東証グロース市場に新規上場し、初値形成後にストップ高まで買われていたGENDA<9166>は、この日も一時ストップ高まで買われた。
IGポート<3791>やまんだらけ<2652>、UUUM<3990>なども高い。
半面、第1四半期決算の大幅減収減益と通期業績予想の下方修正が嫌気され、前週末はストップ安していたドリコム<3793>は大幅続落した。
ほか、ワンダープラネット<4199>が3日続落し、アピリッツ<4174>やコムシード<3739>などもさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高556億9700万円、営業利益53億7000万円、経常利益52億1600万円、最終利益41億7800万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166