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サンリオ<8136>は、8月2日、2024年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、国内客・外国人観光客による人流の活発化に伴い国内の店舗・テーマパークの客数が大幅に増加し、売上高が期初計画を上回って推移した。
売上高203億1500万円(前年同期比46.9%増)
営業利益59億6400万円(同150.2%増)
経常利益63億7400万円(同153.7%増)
最終利益49億1600万円(同525.9%増)国内の店舗・テーマパークは、様々な施策が順調に進んだことに加え、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行により国内客が増加するとともに、昨年秋の入国規制の緩和以降に急増した外国人観光客が加わり、客数が大幅増となったことで、売上高を押し上げた。
また、国内・海外のライセンス事業は、引き続き複数キャラクター展開などの戦略的な施策が奏功し、新規ライセンシーの獲得に加えて既存ライセンシーの商品展開が増え、売上高が伸長した。なお、サンリオファン会員向けアプリ「Sanrio+」の会員数は6月末現在で約153万人となった。
連結営業損益は、国内・海外ともに売上高が伸長したことに加え、構造改革を通じて営業費用を適正水準にマネジメントしたことにより収益性が向上した結果、大幅な増益となった。
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■通期業績予想を上方修正
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なお、2024年3月期通期の業績予想については、国内の店舗・テーマパークの客数が大幅に増加し、売上高が期初計画を上回って推移したことに加え、中期経営計画に沿った構造改革の諸施策を実行し、営業費用を適正水準にマネジメントしたことで収益性が向上したこともあり、従来予想からの上方修正を実施している。
売上高742億円→841億円(増減率13.3%増、前期比15.8%増)
営業利益112億円→170億円(同51.8%増、同28.3%増)
経常利益118億円→180億円(同52.5%増、同31.2%増)
最終利益82億円→120億円(同46.3%増、同525.9%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136