クルーズ、第1四半期(4~6月)決算は売上高7%減 競合増加でSHOPLIST事業の取扱高および売上高が減少 投資事業組合運用益計上で経常益は65%増に
-
クルーズ<2138>は、8月7日、2024年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、アパレルEC市場における競合が増えたことで、SHOPLIST事業で取扱高および売上高が減少したことで減収となった。
一方、投資事業組合運用益2億800万円を営業外利益として計上したことで、経常利益と最終利益は大幅な増益となった
売上高34億3200万円(前年同期比7.1%減)
営業利益2億7100万円(同10.0%増)
経常利益4億6100万円(同65.1%増)
最終利益3億9300万円(同133.1%増)各セグメントごとの実績は以下のとおり。なお、既存のゲーム事業にGameFi分野の事業を追加し、従来「ゲーム事業」としていたセグメントの名称を「GameFi事業」に変更した。また、従来「インターネット広告・メディア事業」としていたセグメントの名称を、「ランク王」によるメディア事業に注力する方針と合わせて「メディア事業」に変更している。
①EC事業
売上高16億700万円(前年同期比20.0%減)、セグメント利益4200万円(前年同期2770万円の赤字)②GameFi事業
売上高9億4000万円(同12.5%増)、セグメント利益2億7800万円(同243.4%増)③メディア事業
売上高2億3300万円(同49.0%減)、セグメント利益6200万円(同67.1%減)④その他事業
売上高6億4900万円(同66.7%増)、セグメント損益1億1300万円の赤字(前年同期100万円の赤字) -
■通期予想は引き続き非開示
-
2024年3月期の連結業績予想は引き続き非開示。「同社グループを取り巻く事業環境の変化は大きく、新規性の高い事業や新たなビジネスにも積極的に取り組んでいることから、当社グループの業績の見通しについて、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため」としている。
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138